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びおソーラーの乾燥倉庫

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

4月15日に和歌山の雑賀崎漁港で起きた

岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれる事件の

影響かどうかわかりませんが

岸田内閣の支持率が

上昇したニュースが流れていました

 

この事件だけではなく ウクライナ訪問

広島サミットなどなどの影響もあるのかと思いますが

 

支持する人が支持しないひとを上回ったみたいです

個人的には 和歌山一区の衆議院の補選

自民党と維新の候補が接戦になっているので

今週の日曜日の結果がどうなるか注目しています

 

さて本日の話はびおソーラーを使った乾燥倉庫のお話です。

びおソーラーは太陽のの熱を集熱できるシステムです。

 

外気温が5度くらいの時でも パネルで40℃以上に温められ

基礎断熱した家の床下に大量に 送り込む仕組みになっています。

 

以前から和秋建設では自然室温で暮らせるアイテムとして

自社の事務所や 施工させていただいた物件に約20カ所くらい設置させて

もらっています。

 

今回 紀州材を納入している那智勝浦の瀧岡製材さんに

自然乾燥材を納入してもらっていましたが

化石燃料を使わない びおソーラーのパネルを20枚のせた

木材の乾燥倉庫を 造ることになりました。

瀧岡製材さんには前向きに取り組んでもらい感謝です。

(住宅の設置例です)

 

国の再構築補助金も通り、 びおソーラーの可能性含め

そのような乾燥庫が宮城県にあるので私自身も視察に行ってきたので

いろいろアドバイスもさせてもらいました

 

地球温暖化問題もある中で 環境に優しい

木材の乾燥ができないものか との延長線に

びおソーラーとの組み合わせを思いつき

説明して共感してもらいつくることになりました

 

設計は和歌山市に事務所のあるSIMS設計の島村さんになります

今月中に確認申請を提出して

着工になります。

 

自然乾燥の延長線にある太陽熱を利用した乾燥倉庫

熱源は太陽なので 燃料代もかかりません

化石燃料を燃やさないのでCO2を排出することも

ありません。

 

私が今まで使ってきた 自然乾燥された紀州材の木材に

付加価値がつくと私は思っています

 

完成後 一年間 和歌山県の林業試験場とも

共同研究してどのように乾燥できるのか

エビデンスを取れればいいと思っています。

 

乾燥倉庫も紀州材をつかった木造の倉庫になります

スパンが約11m飛ぶので構造計算して

小屋組はトラスを組む予定です

 

42坪の倉庫ですが

私自身 今回のびおソーラーを使った

乾燥倉庫に大きな可能性を感じています。

 

遠方で通うのは大変ですが

頑張って着工に備えて

段取りを進めている前田です。

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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