和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
新年あけてコロナの感染者数がまた増えてきました
昨日の発表では県下で1900人と発表されていました
正月中に移動している人も多く
もう少し増えてピークになり減っていくのかな
と思っています。
年数が経つとインフルエンザみたいな形に
なっていくのかなと思いますが、
インフルエンザも少しずつ流行しているみたいなので
感染には気をつけて
やっていこうと思っています。
さて本日の話はシックハウスについてです
昨今日本の家は建材を多く使用しています
構造材にも集成材を使ったりもするみたい
なので接着剤を使っていたりするので
国の基準が守られている☆☆☆☆の
材料を使っているから大丈夫と思いがちですが
実際大多数の人は 基準が守られていれば
大丈夫なのですが 国の基準値以下でも
シックハウスに悩まさせている人は実際いるのも
事実です。
施工会社はたいてい国の基準が守られている
といいどれほど気を使ってシックハウス
対策をしているかというと
少し考えてしまいます。
学校などは
(文部科学省
学校環境衛生の基準)
学校施設での備品搬入や新築・
改築・改修が行われた際には6物
質(ホルムアルデヒド、トルエン、
キシレン、p-ジクロロベンゼン、
エチルベンゼン、スチレン)について、それぞれの濃度が厚生労
働省の示す指針値以下であることを確認した上で引き渡しを行います。
この六項目を調べてることを義務化しています
つい最近引き渡した現場ですが
新築して1カ月も住んでいない時に
シックハウスにかかり以後住めなくなり
建て替えた施主様がいました。
それまで、そんな症状も出ていなかった
そうですがある日突然症状が出て
それからは苦痛の日々が続いたお話も
聞かせて頂きました
施工会社さんが思っている以上に
シックハウスで苦しんでいる人は
多いのです。との話も聞かせて頂きました。
数値的には
国の基準では ホルムアルデヒド 100㎍/㎥ マイクログラム/立方メートル
トルエン 260㎍/㎥
キシレン 200㎍/㎥
パラジクロロベンゼン240㎍/㎥
エチルベンゼン 3800㎍/㎥
スチレン 220㎍/㎥
以下にしないといけません
和秋建設の標準的な家の数値は検査の結果
ホルムアルデヒド 20㎍/㎥ マイクログラム/立方メートル
トルエン 26未満㎍/㎥
キシレン 20未満㎍/㎥
パラジクロロベンゼン24未満㎍/㎥
エチルベンゼン 380未満㎍/㎥
スチレン 22未満㎍/㎥
位になっています
シックハウスの相談合った施主様の家は
できるだけ合板を使わず クロスなども使わず
構造材は集成材を使わないのはもちろんのこと
大工さんとも話して接着剤の使用量も抑えて
気をつけて施工させて頂きました。
数値が0になることはありません
自然の無垢材にも微量ながらホルムアルデヒドが
含まれています。
ホルムアルデヒド 10未満㎍/㎥ マイクログラム/立方メートル
トルエン 26未満㎍/㎥
キシレン 20未満㎍/㎥
パラジクロロベンゼン24未満㎍/㎥
エチルベンゼン 380未満㎍/㎥
スチレン 22未満㎍/㎥
この数値が今回シックハウス対策して施工させて頂いた
家の数値になります。
すべてにわたり国の基準の1/10未満になっています
問題なく生活できますと引っ越しもしてくれて
これから新しい生活も始めてくれるみたいです。
数値的にはもう少し低くはできると思いますが
コストの問題も大きくのしかかってきます。
人によってのアウトの数値は違ってくるので。
建てたあと住んでみないとわからないことなので
これから建てる人は どこまでするのか
建設会社と話をして
進めるのがいいと思います
国の基準守っているから大丈夫と
いうのは別な話になってきます。
高気密な家になるほどシックハウス
対策は大切になってきます。
シックハウスの検査をしてくれた人に
お話を聞くと 新築でも国の基準を超える
場合もあるとのお話も聞きました。
施主様自身が考えてシックハウスに対応してくれる
建設会社に依頼することが大切だと思う前田です。
また相談いただければいつでも対応させて頂きます
その家の施主様はシックハウスで苦しんでいる人や
気にされている人がいればいつでも家に来て見てもらっても
体感してもらっても良いと言ってくれていますので
ご案内させて頂きます。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。