間仕切り壁と天井の取り合い部の所ですが
どうしても 天井ライン(野縁を組んでいるライン)
と壁の間に写真のような隙間が発生します。
そのままかべを施工すると天井の 夏には熱気
冬には冷気が入ってきて断熱の性能が正しく発揮できません
断熱材を流用して使う場合もありますが
メーカーによっては専用の部材も出ています
この現場で使っているのは マグというメーカーの
「マグ気流止め」という材料使って 隙間ないように
通気止めをしています
隙間があればそこがまた熱橋になり結露等の問題を起こしたりします
断熱等級4の家ですが どんな高性能な断熱材を使っても
正しく理解され施工をしないと性能は正しく出ないように思っています。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。