和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日 有田市で工事をしている
伊藤農園さんのカフェの新築工事の上棟を行いました。
有田市でみかんをつくる農園業
ジュースやジュレ ポン酢など柑橘類を使って
加工食品をつくる加工業
ネット通販などで販売する販売業
農業のみならず
生産~加工~販売と有田で
120年の歴史を持つ農園屋さんになります。
その伊藤農園さんが運営するカフェ
新築させてもらうことになり
本日上棟を迎えました
地元の自然乾燥された紀州材を
大工さんの手刻みで建てる
そのコンセプトに共感していただき
手間暇かけて今日の良き日を迎えることが
出来ました
この頃は気候も過ごしやすくなりましたが
夏の暑さが厳しい時に
和秋建設の加工場で大工の貴志棟梁や大工の皆さんが
約50日かけて
墨付を行い 丁寧に手刻みしてくれました
化粧材も多いので
気を使いながら時間をかけ
加工場で 苦労してくれていました。
今年の夏の猛暑の中
手刻みするためのノミやカンナの手入れを
しながら 汗まみれになりながら
加工してくれました
その加工された木材が現場に搬入され
現場で組みあがっていくのを見ていると
感慨深い気持ちになります。
設計事務所の 藤岡先生
構造事務所の下山先生にも来ていただき
丁寧な仕事をしてくれてありがとうと
言ってもらえました。
手間暇かけて形になる
最高の瞬間です。
自然乾燥材の紀州材
材料の調達には苦労しましたが
いつもお世話になっている
紀州熊野木材さんには苦労をおかけしました
180x60の化粧垂木
全部で183本 きれいにおさまりました。
建物の高さも抑えられて
非常にきれいなプロポーションになっています
軒先に一部鉄骨の柱を設置しています
奇麗な垂木です。
やっぱり 自然乾燥された紀州材
大工さんの手加工はいいもんだと
設計事務所の先生方とも
話をしながら無事棟上げが完了して
帰って来た前田でした。
おめでとうございます❕