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手間暇はかかるけれど

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

ただいま 朝の7時45分です

日射しがまぶしく今日の和歌山暑くなりそうです

もうすぐ梅雨も明けると思います

 

会社前の 銀杏並木 朝から蝉が

うるさいなというくらい鳴いています

梅雨が明けると これから一カ月位

猛暑との戦いになってきます

 

現場の仕事も 仕事の進捗スピードは

落ちてくるのは致し方ないと思っています

休みながら 熱中症に気をつけながら

作業を進めていきたいと思っています

 

会社の前を通学に通る子供達

今日見た女の子が日傘をさしていました

 

多分お母さんにさしていきなさい

と持たされていると思いますが

 

私たちが子供の頃や自分の子供にも

通学用に日傘を用意したことはありません

 

それほど昨今の 暑さは異常なのだと

日傘をもって通学している小学生を見て

感じました。

 

手間暇はかかるけど・・・

建築関係の仕事では様々な仕事と業種が

あります

 

合理化の為 値段を落とすため

工業製品化されるものを使う

コストダウンの為に

大切なことだと思いますが

 

例えば和秋建設で取り組んでいる

自然乾燥された紀州材を大工さんの

手刻みで建てるやり方、昔では当たり前に

みんなやってきたことです。

 

来週上棟予定の東岸和田の現場の

手刻みの加工が終わりました

 

搬入にあたり 運搬の順番に荷物を

まとめ棟上げに備えます

(運搬しやすいように 順番に荷造りします)

どの順番に現場に搬入してもらうか

運送屋さんと現地で打ち合わせしました。

 

木材を加工場に入れるのも時間がかかります

注文して 乾燥されている木材を

寸法通り製材して搬入します

 

それを加工場で大工さんが墨付けをして

手刻みします

 

搬入もプレカットであれば

木の手配から運搬の手配まで

全てプレカット屋さんがやってくれます

 

手間暇はかかるけれど

良いものはいいの思想の元

 

また地元の自然乾燥された木材を使い

手刻みをする

そのことが地球温暖化や

地域経済を回すことに少しでも役にたつのでは

ないのかなと思っています

 

あと10年もすれば 手刻み出来る大工さんも

少なくなってくると思っています。

 

今仕事をしてもらっている

乾棟梁は 30代で 貴重な大工さんです

 

なんとかやり続け

後世にのこす手仕事の継承を次世代に引き継ぐ

ことも私の使命だと思っています

 

基礎をつくる時に 捨てコンクリートを

全面に打たなく、外周回りだけ打つ現場も

ありますが

これも 全面に打つ方が

精度よく鉄筋が組めますし コンクリートの

かぶり厚も確実に取れます。

 

手間暇はかかるけれど

料理で言うと 化学調味料を使うより

昆布とかつをぶしでだしをとるように

技術屋として譲れない事柄も

合っていいのだと

思っています

 

暑い中に荷造りするのは大変ですが

自分の感じている思想を守るためには

 

手間暇はかかるけど

めんどくさいのでやめようとは

思わない前田なのです。

奇麗に加工してくれています

いい仕事してくれています

大工の皆さん暑い中ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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