ブログ

トップランナーになりたい

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

本日の話は、いつか始めたいと思い進めていた

びおウッドをつくる為の乾燥倉庫の話です。

昨日、設計事務所のSIMS建築設計の島村さんから

和歌山県の那智勝浦で現在進行中の

木材の乾燥倉庫の確認申請が下りました

との連絡を頂きました。

 

この乾燥倉庫は、自然乾燥された紀州材を

いつも納材してもらっている紀州熊野木材の瀧岡製材さん

の敷地に建築予定で進めています。

 

自然乾燥材の精度を高めるために

和秋建設で使っているびおソーラーです。

(つい最近竣工した岩出市の平屋の家です。

びおソーラーのパネルを6枚設置しています。)

 

設計士の島村さんは紀州材を使った

家づくりもしている設計事務所になります。

びおソーラーも積極的に採用していて

共感できる部分も多く

びおソーラーを使った乾燥倉庫の

設計を今回お願いしました。

 

高温乾燥された紀州材が出回っている中、

自然乾燥にこだわる私たちにとって

化石燃料をたくさん使って二酸化炭素をまき散らす

乾燥に対しては少し疑問を抱いています。

 

木材を工業製品としてとらえるのではなく、

木材も立派な素材として考えたいと私はいつも思い

太陽熱を利用することは

今後のエネルギー問題やCO2の削減に必ず

役立つと思っています。

 

完成後は、和歌山県林業試験場と共同で

この、びおソーラーを使った乾燥倉庫の

乾燥の過程を研究する予定で進んでいます。

 

太陽熱を利用するので

燃料代はかかりません。

倉庫の屋根には、びおソーラーのパネルを20枚設置する予定です。

あとは内部の空気をどれだけ動かせられるかを

研究で試行錯誤したいと思っています。

 

地元の資源を使い

エコな方法で地域の経済を循環させて

地域貢献できることを

自分たちでやっていこうと

考えています。

 

自分たちのエゴみたいなところも

あるかもしれないですが

こだわりは

曲げようもなく

地元の紀州材を使って

大工さんの手刻みにこだわる

和歌山では一番のトップランナーになりたいと

強い想いをもって

やっていこうと思う前田です。

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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