ブログ

値段の違い

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

ゴールデンウイーク最終日

和歌山は雨です

少し風も吹いています。

会社の前の車の交通量も少なく

天気以外は穏やかな日曜日です。

 

ゴールデンウイーク期間中

和歌山県が募集している和歌山県

事業再構築チャレンジ補助金を申請するための

申請書を作成していました

 

昨日の夜に ある程度の骨格ができましたので

何とか5月末の2期受付に間に合いそうです

 

書類作成は大変でした。

 

本日の話は 昨日会社を訪ねてきてくれた

お客様のお話です

知り合いの職人さんから電話があり

私が知っている職人さんの知り合いが

店舗兼住宅を建てたいので

相談にのってほしいとの連絡がありました。

 

一緒に夕方会社で面談させていただきました

まだ簡単な平面図しかなかったのですが

設計のほうは施主様の友達の設計事務所に

設計監理をしてもらうとの話でした。

 

家に対する思いやこだわり

ローコストビルダーさんにも

話を聞いているみたいで

坪60万くらいで建築してくれると

話をしてくれました。

 

値段とのバランスが大切ですが

ローコストビルダーであれば

設計監理の現場の経験値も低いと思いますし

こだわりという点では

選択肢も限られてくるという話もさせて

もらいました。

 

値段を優先するのであれば

それでいいのだとは思いますが

 

一般の施主様にとっては

ローコストビルダーと注文住宅を中心に

施工している会社の違いはあまりよく理解していないように

見受けられました。わかりにくいのだと思います。

 

友達の職人さんなどはいろんな会社の仕事を

しているので 会社によっての質の違いや

クオリティーの違いまた現場を担当する

監督の技量によっても似て非なるものが

できることを理解しているので

家づくりの大切さを

私以上に説明してくれていました。

 

私が一番伝えたかったことは

一生に一度の家づくり

わかりやすく 車で例えると

カローラのバン カローラのツーリングワゴン

スバルのレガシーのツーリングワゴン

ボルボのワゴン

があるとすると

まずどの車に乗りたいと考えたうえで

選択すると思います

 

値段は大きく違いますが

それぞれの使い方 価値観によって

選択肢は変わってきます。

 

レガシィツーリングワゴンに乗りたいと

思っていても実際カローラのバンを頼んで

みると安い分

シートの質、装備、だいぶ違いがあると

思います。

確かにすべて5人乗れて

エアコンもついていますし

見た目の形もワゴンタイプなので

質感を求めないのであれば

バンはバンでいいと思います。

 

家になるとこの違いが判らなくなる

ように思います

 

ドア一つとっても閉まるときの

音の違いも 安い車はそれなりの

チープな音がします。

 

どんな家に住みたいか

車でいうとどのくらいのワゴンを求めているのか

質感や耐震性 断熱性 こだわり

それを整理して決めて進めないと

のろうと思っている車が違う車が

納車されるようになると

思います。

ほしい車(家)の選択肢の入り口を

間違えば おのずと出口も違うところに

出ていきます

 

予算があり 施主様にとっては

難しい話ですが

こだわりがある以上

どこの建築業者に話をもっていっても

あんじょうしますと言うと思うので

 

施主様の考える家は

バンなのかツーリングワゴンなのか

ボルボまで望んでいるのか

明確に決めてから 勉強して

どこに決めるか考えたらいいのではと

アドバイスをさせていただきました。

 

本音で熱く 技術屋根性でお話させて

もらった前田です。

営業トークはできないので

すみませんでした。

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

最近のブログ記事

着工新設住宅戸数
着工新設住宅戸数
決算説明
決算説明
絶滅危惧種でもいいです
絶滅危惧種でもいいです
ご馳走になりました
ご馳走になりました
会って話ができることは勉強になります。
会って話ができることは勉強になります。