和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日は雨です、岩出の平屋の家の棟上げも
一日順延しました。
自然の力には勝てません
明日からまた頑張って作業します。
さて今日のお話は解体の話です。
新築に伴う解体工事も請け負う
ことも多いですが
今回工事している紀の川市の解体工事は
道の拡張に伴う立ち退きの為の
解体工事になります。
新築の場合は着工して
約5か月~6か月かけて
建てさせてももらうことが
多いですが、
解体工事は昔に比べ分別作業が
あるので時間はかかるように
なりましたが
(足場を組んで防炎シートで養生して
解体しています)
アスベストの調査をして
問題ない場合は
新築を建てることに比べ
短期間ですんでしまいます。
建てる時間と苦労を考えると
いつも解体するときは
あっというまに
終わってしまうな
と感じながら監理しています。
新しく新築するのではなく
(今回は軽量鉄骨の解体でした)
新しい道路の工事に伴う
立ち退きなので
解体された後
新しい道がきれいに出来上がるのが
楽しみです。
(基礎撤去中です地中に埋設物をのこすことなく
撤去します)
解体するのは事情があれ
寂しいものですが
施主様の思い出や
建築をしてくれた人たちの
苦労などを考えると
同業者としては
なんとも言えない気持ちに
なるのも事実です
やっぱり少しやるせない気持ちに
なる前田です。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。