和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
有田川町の家順調に進んでいます
屋根には定番のびおソーラーも設置
しました
また大工の貴志棟梁が
断熱材をきっちり施工してくれています。
胴縁を入れますので
ボード直貼りではないので
防湿層の重なりをきっちり入れて
止めた後重なり部には
専用のテープで防湿層を抑えます
壁には高性能グラスウールの105mm
(袋入り)を入れています
天井は高性能グラスウールの120mmを
2重に入れて総厚み240mmで
防湿シートを施工しています
床断熱ではなく基礎断熱で
やっていますので
基礎断熱は押出法ポリスチレンフォームの
ミラフォームラムダの50mm
を使って基礎断熱しています。
和秋建設ではサッシ含め
温熱計算して外皮平均熱貫流率UA値を出しています
UA値は住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や
開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値
になります
数値が低いほど断熱性が高いことになります
断熱等級も今まで最高ランクは等級4でしたが
世界的にも日本の家の断熱性能は低いので
新しく等級5,6,7なるものが
設定されました
使う断熱材によって値段と性能も変わってきます
熱交換型の換気扇をつけるつけないでも
変わってきます、
性能を断熱7までもっていこうと思うと
一部外断熱の付加断熱を施工しないといけません。
コスト 性能 バランスよくかんがえないと
いけません。
屋根には暑さ対策を優先するのであれば
木の繊維の断熱材を使う手もあります。
いろんな断熱材がありますがどれがベストという
のは難しくそれぞれ一長一短あります。
一番大事なのは
正しく施工することが大切だと思っています
セルロースファイバーなどは専門業者
が施工するのですが
たいていは大工さん
が施工するので大工手間の中に
手間代が含まれてしまうので
大工手間をコストカットしすぎると
きっちと施工するのは
難しくなってきます。
間柱の間に断熱が入っていれば
良いのだと思って押し込んで
施行している場合もあると思います
きっちり入れて正しい施工する
当たり前のことですが
理解してもらうこと含め
昔は私も説明するのに苦労した記憶が
あります。
言い続けてきたことhが
現状の施工につながっています。
大工のみなさんには苦労かけますが
ひと手間ひと手間が断熱性能を高めて
いくことだと認知してもらい
やっていくことだと。
断熱材の施工を見て
改めて思う前田でした

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。