本日岩出で着工していた 某施設の基礎のコンクリート
打設しました。 朝からコンクリートの現場での試験に
設計者と一緒に立会い, 試験確認後のコンクリート打設の流れ
になりました。
もともと設計基準強度が FC-21(数値が大きいほど強度大)で
品質基準強度が FC-24の指定でしたので温度補正をして
本日の生コンはFC27 スランプ15 骨材20
水セメント比53%でのコンクリートの打設になります。
一般の人にも わかりやすく説明すると
FCはコンクリートの強度で, 数値が高いほど強度が強いです
スランプはコンクリートの柔らかさで, スランプの数値が低いほど
強度が強くなりますが施工の難しさは上がってきます。
水セメント比は, セメントと水の重量比で表しますが数値が低いほど
良いコンクリートになり、中性化するのが遅くなります。
(コンクリートはもともとアルカリ性で 年数をかけて中性化していき強度が落ちていきます)
施設であれ 住宅であれ いつもコンクリートは試験をして
できるだけ 水セメント比を低くして施工するように心がけています
56%以下で打つようにしています。
どんなコンクリートでも見た目は同じなので 強度 スランプ 特に水セメント比は注意です。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。