8月末から着工する予定の 布施屋の現場ですが
会社が加盟している町の工務店ネット と建築家のチームが
プロジェクトを組んで、これからの住まいを提案するコンセプトハウスの
びおハウス を建てていく予定です。今回はその中の びおハウスHで
建てる予定で 設計の半田雅俊設計事務所に半田先生からの図面も
出来上がり 見積もりの制作に取り掛かっています。
できるだけ自然室温で暮らせる家を目指し 空気集熱パネル
ビオソーラーの採用 木の繊維の断熱材の採用など
いろんなコンセプトをクリアしながらの進め方になります。
そんな中 基礎の床下のコンクリートを蓄熱層として使い
床下エアコンを採用するために 基礎断熱をすることになっています。
床下が部屋としての扱いになるので シロアリの処理などが難しく薬剤を使う
従来の工法がなかなか取れません。
そんな中 今年の4月にシロアリの保証が付いた 薬剤を使わないで
シロアリに対応できる 基礎断熱工法がJOTO というメーカーから出たので
採用することになりました。 私自身 外断熱の家の施工も経験したことがあるので
基礎断熱のシロアリ対策が (基礎にメッシュの網を貼ったり 断熱材自身に薬剤を
入れて作ったものをつかったり)といろんな経験をしてきましたが、今回の 工法が 薬剤を使わないうえ シロアリリスクに安心の保証を のうたい文句通り、竣工後10年のシロアリ被害に 1000万円の保証が付くことになっています。
基礎断熱のシロアリリスクに対応できる 工法だと思います。
(基礎と 内貼り断熱 基礎断熱用気密パッキンと土台です。)
(内側に基礎断熱工法シロアリ返しを取り付けます)
それから 断熱ブロック(白いブロック)を取り付け具(茶色)を使い
止めていきます。
一般的にシロアリ被害のリスク高くなると言われている基礎断熱工法。
京都大学の研究チームとJOTOのメーカーが共同で研究してシロアリ被害を未然に防ぐ
工法が完成したのは 基礎断熱をシロアリに敏感な土地柄でリスクを回避して採用できることが画期的なことだと私自身思っています。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。