和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
盆休みが終わり日常の営業に戻っています
まだまだ暑い日が続きます
盆が明けたら朝夕は少しはましになってくれたらと
考えています。
会社を経営していくうえで
いつかはぶち当たる壁 事業継承の問題があると思います。
私自身今年で還暦になります
今までは、あまり後継者のことは考えていなかったのですが
私自身 会社を起こし初代の立場でがむしゃらに走りつ続けてきましたが
還暦を迎え いろんなことを考えるようになりました
自分が建築した建物の面倒をこれからも私自身がずっと見ていく事も
現実無理になってくることも真剣に考えてきました
経営者年齢は平均60,5歳であり、過去最高を更新
後継者もなく廃業する会社も多いみたいです
そんな中今年の4月から 私の息子が自分の意志で会社に来てくれています
建築の大学を出て
大手の東証一部の会社に勤めていましたが
子供でき 先の人生を考え 大きい会社の中で 歯車の一つになり
やっていく事も良いとは思っていましたが
お父さんの後を継いでやってみたいと
いってくれたので現在は 現場に出て毎日汗水流して
協力会社の皆さんと働いてくれています。
現場で働く27歳の息子を見ていると
頼もしくも思えます
私自身 現場のたたき上げの人間なので
息子には現場でいろんなことを学びなさいと言っています
建築関係の資格も取っていかないといけません
今年は一級施工管理技士の一次試験を受けてます
自己採点では何とか受かっていると言ってましたが
仕事をしながらこれからも勉強していく事は大変なことだと
私自身乗り越えてきたことなので苦労はわかっているつもりです
事業継承が この歳でめどが立ち
7年位で引継ぎ出来たらいいなと思っていますが
何とか会社を存続させていかないというプレッシャーは
今まで以上に感じています
それ以上に息子も圧をかんじていると思いますが
親父のまねをする必要もなく
自分でこれから考えて いろんな人と出会い
人脈も広げて 自分の色を出して考えてやっていってくれたらと
思っています
跡取りがなく廃業することは
なくなったと思っていますが
あと数年は会社を守って お客さんを守って
スタッフ、協力業者さんを守って
引継ぎできるように
頑張ろうと考えている
前田なのでした。
有難いことだと感じています。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。