和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
建築資材の高騰が続く昨今
建築費の総額の値段も高騰しています
材料や資材などの値上げの話も
以前は事前に営業マンが会社に来てくれて
いついつから値上げになりますので
事前に発注してくださいなどの
お話もありましたが
度重なる値上げの嵐の中では
FAX一枚送ってきて来月から
値上げになりますとの
アナウンスだけに変わってきています
コロナ禍 円安 ウクライナ戦争 金利の問題
エネルギー価格の問題
等々ひとつだけの問題だけで
値段が上がったのでは
ないと思っています。
少なからずの便乗値上げもあると思っていますが
昨年一年間契約後の価格転嫁ができない分
会社の利益も減っています
頭の痛い問題ですが
価格転嫁しないと会社が立ち行かなくなるのも
事実です。
これからもしっかり値段交渉を行い
適正価格の下限で見積を反映させて
いかないと思っています
このごろのよく言われるのは
材料価格はどのくらいから安くなると思いますか
との質問を受けることがあります
私の個人の考え方ですが
コロナ前の値段に戻ることはないと思っています
日本では人口減少も始まっていて
住宅の着工件数も今後20年位かけて
約半数くらいまで減っていく予想も出ています
需要と供給のバランスで行くと
今後は材料費は下がってくると思っていますが
エネルギー問題等複合要因で
一定の所で高止まりするように思います。
断熱性能もつい最近まで断熱性能4が最高ランクでしたが
2030年までにはその基準をZEH(ゼッチ)断熱等級5レベルに引き上げる
ことが義務化になります。
そうなると当然家のコストも上がってくるのは
必然になると思います
和秋建設では 今現在でも断熱等級は6くらいの家を定番にしていますが
太陽の集熱パネルのびおソーラーなども設置して
快適に暮らせる提案をしています。
値段は上がってきてますが
その中でも適正価格で
お客様に提案できる
努力は永遠に行って
行かないといけないと思う前田です。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。