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家づくりの考え方3

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

材料の高騰やナフサの問題などで

いろんな問題が出ている中で

大切にしたい

家づくりの考え方(思想)を数回に分けて

伝えたいと考えています。今回は二回目です

 

私たちがおこなっている手刻みについての話になります

 

手刻み 人が住む家は、人の手で

 

「効率化」——どんな業界でも、

当たり前のように語られる言葉です。

コストを下げ、工期を縮め、均質な仕上がりを実現する。

それは確かに合理的な選択です。

木造住宅も例外ではなく、柱や梁といった構造材も、

プレカットと呼ばれる工場での加工が一般的になっています。

しかし、和秋建設は、あえてその流れに逆らい、

構造材は、すべて大工が手作業で加工する

「手刻み」を続けています。

なぜ、わざわざ手間のかかる道を選ぶのか。

それは、木が「規格品」ではないからです。

 

1. 木は、一本一本が違う

木は自然から生まれた素材です。

同じ樹種であっても、育った環境や年輪の密度、

ねじれ・反りのくせは一本ごとに異なります。

熟練の大工は、その木の個性を見極め、

「どの木を、家のどの部分に使うか」を一本ずつ判断します。

機械は均一に加工することはできますが、

木を「読む」ことはできません。

2. 手刻みだから出せる精度がある

 

継ぎ手・仕口と呼ばれる、

木と木を組み合わせる加工は、

手刻みによって木の状態に合わせて微妙な調整ができます。

プレカットでは難しい複雑な加工も、

熟練の大工の手にかかれば正確に仕上がります。

実は、機械よりも、人の手の方が精度が高いのです。

木の癖に合わせて刻むからこそ、

接合部がしっかりと噛み合い、

長持ちする構造になります。

 

3. 技術は、人から人へ受け継がれる

こうした手刻みの技術は、一朝一夕では身につきません。

機械に委ねてしまえば、その技術は失われるだけです。

和秋建設では、日々の仕事を通じてその技術を次の世代の大工さんへ伝えることも、

使命のひとつと考えています。

手仕事が続く限り、その技は生き続けます。

 

結論:人が住む家は、人の目と手で作る

完成すれば大半が隠れてしまう構造材。

しかし、そこに大工の目と手が注がれているかどうかは、

何十年という住み心地の差となって現れます。

「ただ建てる」のではなく、「建てた後も信頼できる家を作る」

それが、手刻みにこだわり続ける理由なのです

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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