堺の家
敷地は堺市の中央、世界遺産になった古墳群の南側に位置し、周辺には畑がまだ少し残っているような静かな住宅地です。設計時の要望は南からの直射日光が入らないようにしたいということと、子供の遊び場になっている敷地東側のスペースに開いたプランにしたいというものでした。間取りは、北側に書斎や和室等を、南側に玄関や洗面所などの水回り等を配置し、LDKを建物中央の東西に配置し、暗くなりがちなDKには北からのトップサイドライトにより採光できるよう計画しました。南からの直射日光が入らないこともあり、太陽熱利用の蓄熱床下暖房である「びおソーラー」を採用しました。
設計監理 スペースデザイン 山野公嗣