お知らせ

何ができるの問いかけます

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

先週の町の工務店ネットのイベントで

九州の工務店さんの建物を見せて頂いてから

和歌山に戻ってきて

自分の会社は どうなのかを

また何ができるのかを問いかえる毎日に

なっています。

 

会社の規模も違いますし

営業年数も違います

でも建物を想う気持ちや思想など

まだまだ足りていないと

自問自答している毎日です。

 

リアルに体感できたことも

帰ってきて自分自身見つめなおす

良いきっかけになったのも事実です。

 

やはり自分が他に負けないところは

地元の木材(自然乾燥した紀州材を使い)

大工さんの手刻みで建てているところが

強みだと感じていたのですが

今回その強みをより一層高めていくために

行動を起こそうと考えています。

 

和歌山で誰にも負けない木の家を建てる

これからはもっと特化していく考えで

昨日土地を購入した施主様や

今週末に和歌山市の隣の岬町で

土地を購入する予定の施主様にも

 

木の家がいいと言ってきてくれてる以上

どこにも負けない木の家を建てることが

和歌山に根付く工務店の使命だと

自分に問いただした答えになりました。

 

地元の紀州材  全国屈指の強度に優れている

杉材です。

柱 や横架材どの材も芯持ち材になります

芯持ち材は赤みの材です

木が腐りにくいのはこの芯に近い赤みの部分で

周辺部白いところは赤みに比べ腐りやすいと言われます。

自らの腐食菌を出しにくい部分が赤みの部分なのです。

また芯があることで強度も強く粘りもあります。

 

木の家をうたうのであれば集成材は避けたいと私は

考えます。

工業製品化された構造の集成材などを使う方が

楽でプレカットするほうが

工期短縮になるので

自分のやり方は時代にそぐわないのか

と思ったりもしますが

 

防蟻処理をして 接着剤をたくさん使った集成材

特にホワイトウッドなどは

白蟻がいないところの木材なので

防蟻性能は木材で低いランクの木材であるのも

事実です。

 

木の家が大好きだから 本当の木の家

合理性を追求した 工業製品化された

つくる側の論理だけで使い木の家だというのも

技術屋としておかしいなとも思っています。

 

自分が思っていることを

もっと皆さんに知ってもらえるような情報を

発信できればと

考える前田です。

ふんだんに紀州材を使った住宅です

やっぱり木の家はいいです。