立冬 金盞香 (きんせんかさく)
きんせんかとは水仙の花をさすそうです。
冷たい空気の中、きれいな緑の葉にすくっと茎が伸びきれいな白い花
おまけにいい香り。
あたたかいせいか、まだ土から葉っぱがでたぐらい。
花はもう少し寒くなってからのお楽しみのようです。
休日に紅葉もきれいな高野山へ
9月の台風21号で和歌山は大きな被害を受けました。2ヶ月たった今もあちこちにブルーシートが目立ちます。
高野山も被害が大きかったようですが、交通も街並みも復旧されているように思えます。
和歌山市から約1時間20分
関西国際空港からもバスで1時間45分で行ける和歌山が誇る世界遺産です。
空気も凛とした清々しい中散策
外国の観光客の人も多くて旅行気分です。
高野山ならではの専門店もたくさん
高野山にはたくさんの文化財や見どころが満載です。
私の今日の目的はこちら
六波羅蜜(ろっぱらみつ)というイベントです
六波羅蜜とは
仏教では、社会と人々のために活動する僧侶がその実践において、とるべき6つの項目を「六波羅蜜」と呼んでいます。
この催事では「美しく生きるための六種のヒントとも言うべき、僧侶の日々の修行のエッセンスをお持ち帰りください。
布施 社会や人の為になることをする
持戒 ルールを守って正しく生きる
忍辱 つらいことにも笑顔を絶やさない
精進 たゆまず、歩み続ける
禅定 心を鎮めて、平常心を忘れない
智慧 真実を知るための知性を育てる
金剛峯寺webサイトより
まずは霊宝館でのミュージアムトークへ
高野山霊宝館は高野山1200年の長い歴史の中で伝わる仏像や絵画などが収蔵されています。
本館は日本現存最古の木造博物館建築として登録有形文化財になっています。
「香りの荘厳」という企画展が開催されていて香りにまつわる展示がされています。
朝早かったせいか参加者は少なめ
運慶、快慶の迫力ある仏像も間近くで見ることができます。
ゆっくりと鑑賞させてもらって
次はお坊さんによる「初めての暦講座」へ
高野山家宝暦という高野山ならではの暦を使ってどういう風に日常に利用されているのかをわかりやすく教えてもらいました。
ここにも二十四節気が
何度来ても気持ちがきりっとして新しい発見が特別な場所です。