• 手間暇かけて形になる

    2023.10.21

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    本日 有田市で工事をしている

    伊藤農園さんのカフェの新築工事の上棟を行いました。

     

    有田市でみかんをつくる農園業

    ジュースやジュレ ポン酢など柑橘類を使って

    加工食品をつくる加工業

    ネット通販などで販売する販売業

    農業のみならず

    生産~加工~販売と有田で

    120年の歴史を持つ農園屋さんになります。

     

    その伊藤農園さんが運営するカフェ

    新築させてもらうことになり

    本日上棟を迎えました

     

    地元の自然乾燥された紀州材を

    大工さんの手刻みで建てる

    そのコンセプトに共感していただき

    手間暇かけて今日の良き日を迎えることが

    出来ました

     

    この頃は気候も過ごしやすくなりましたが

    夏の暑さが厳しい時に

    和秋建設の加工場で大工の貴志棟梁や大工の皆さんが

    約50日かけて

    墨付を行い 丁寧に手刻みしてくれました

    化粧材も多いので

    気を使いながら時間をかけ

    加工場で 苦労してくれていました。

     

    今年の夏の猛暑の中

    手刻みするためのノミやカンナの手入れを

    しながら 汗まみれになりながら

    加工してくれました

     

    その加工された木材が現場に搬入され

    現場で組みあがっていくのを見ていると

    感慨深い気持ちになります。

     

    設計事務所の 藤岡先生

    構造事務所の下山先生にも来ていただき

     

    丁寧な仕事をしてくれてありがとうと

    言ってもらえました。

    手間暇かけて形になる

    最高の瞬間です。

     

    自然乾燥材の紀州材

    材料の調達には苦労しましたが

    いつもお世話になっている

    紀州熊野木材さんには苦労をおかけしました

     

    180x60の化粧垂木

    全部で183本 きれいにおさまりました。

     

    建物の高さも抑えられて

    非常にきれいなプロポーションになっています

     

    軒先に一部鉄骨の柱を設置しています

    奇麗な垂木です。

     

    やっぱり 自然乾燥された紀州材

    大工さんの手加工はいいもんだと

    設計事務所の先生方とも

    話をしながら無事棟上げが完了して

    帰って来た前田でした。

     

    おめでとうございます❕

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 解体しない選択

    2023.10.20

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    私は建設業者なので

    普段は新築工事をメインに仕事をしていますが、

    古い建物を見てほしいとの問い合わせがあり、昨日と今日と打ち合わせの合間に

    見に行ってきました。

     

    昨日見に行って来た建物は、築50年の2階建ての住宅でした。

    外部の開口部は木製建具で造られていて、雨戸も木製建具の数寄屋の建物でした。

     

    茶室もあり、そのまま購入して住みたいとのご要望でした。

    隣地の敷地は解体されて売地になっていましたが、

    50年前に建てられた家、その当時の設計図も見せて

    頂きましたが良い材料を使い、

    当時ではすごくお金も、手間もかかっている

    素敵な建物でした。

    至る所に職人さんのこだわりの仕事が

    今の時代に生き続いているなと感じ取れました。

     

    『古美る』

    劣化していく感じではなく、

    古くなるほど美しく見える建物。

    解体して建て替える時代に

    古美る感を残し、そこに手直しをして

    住みたいという要望も

    私たちが取り組むべき仕事だと感じました。

     

    今ではこれだけの材料、木材や銘木は

    用意できるだろうかと感じるほど

    随所に良い材料を使っていました。

     

    また今日、見に行った現場は築70年の建物でした。

    道路の拡張に伴い移築するか、

    建て替えるか、減築してそのまま使って

    住み続けるかの相談でしたが

    予定では、この雰囲気の良い庭も、大部分道路拡張に伴い取られてしまいます。

     

    住み慣れた我が家。

    今日お話した中、減築して、そのまま住む方向になりそうです。

    この家も数寄屋の銘木にこだわった家です。

     

    解体して新築をしない選択、

    古いものを大切に使い後世に残す。

    施主様の選択ですが

    全てにおいて新築が良いのかと、

    昨日と今日の家を見させてもらい

    残して住み続けて行くことも大事な事だと思い、

    そのお手伝いを出来ることは

    建築屋冥利に尽きるなと

    思いながら帰って来た

    前田でした。

     

     

     

     

     

  • 今までとは違う建設業界

    2023.10.19

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    長かったコロナ禍が過ぎて日常の生活への

    制限はなくなりました。

    経済活動も日常に戻りましたが

    今も一部の飲食業など厳しい状態が

    続いているのと同じように、

    何度もお伝えしてますが建設業も厳しい状態が続いています。

     

    倒産だけで見ると、

    負債1000万円以上の法的整理による建設事業者の倒産は、

    2023年8月31日までに1082件に達した。

    2022年通年の倒産件数1204件に迫る勢い。

    8月までの累計で1000件を突破したのは2017年以来のことで、

    このペースで推移すれば、年内の建設業の倒産は、

    1600件を超える見込み。過去5年で最多となることが確実となっている。

    というデーターもあると書かれていました。

     

    材料価格の高騰、ウッドショック、人手不足、

    様々な厳しい要因が建設業界に渦巻いている昨今です。

     

    建設費の高騰で家の価格もかなり高くなってきているのは

    事実です。お客さんから聞いた話で、

    大手ハウスメーカーの中でも、

    高価格帯のメーカーさんなどは、

    坪単価120万~150万くらいすると聞きました。

     

    例えば、30坪の家で約4000万。

    恐ろしく価格が上がっています。

    金融機関でお金を借りたとしても、

    毎月のローン返済など考えると建てるのは

    なかなか厳しいだろうなと感じます。

     

     

    こんな時代なので、金融機関の住宅ローンの申し込みも

    現状減ってきていると聞いています。

    プレカット工場も新築は減少傾向に向かっていると聞いています。

     

    新築の着工件数が減って色々な問題で

    厳しくなっていく建設業界ですが、

    日々、仕事をしている中で

    会社にいろんな郵便物が届きます。

     

    今までは、「フランチャイズに入りませんか?」

    などの内容のものが多かったですが、

    最近来た郵便物の中には、

    「集客できるので、住宅展示場に出店しませんか?」

    絶対しませんが。

    「住宅会社から建設業者に新築やリフォームを紹介してください。」

    など少し前まではあまり見ることのないDMが送られて来るように

    なったのを見ているとやっぱり建設業界は

    まだまだ厳しい時代が長く続くのだろうなあと

    見て感じている前田でした。

     

     

     

     

     

     

     

  • 足場を取ると

    2023.10.18

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    毎日のようにイスラエル問題のニュースが

    流れています。

    今朝のニュースで、『イスラム組織、ハマス側は17日、

    パレスチナ自治区ガザ市内の病院が空爆を受け、500人以上が死亡したと発表しました。

    一方、イスラエル軍は、ガザ地区から発射されたロケット弾によるものだとしています。』

    と流れていました。

     

    どちらかが仕掛けたことだとしても、元々の入院患者さんはもちろん、

    紛争地域でたくさんの負傷者が出ていたり、

    避難者もたくさん居てたとのことで、

    たくさんの人が病院に行かなければいけない時に

    病院を空爆するなど言語道断です。

     

    戦争を始めた時にどちらが良いとか悪いとかの話は

    出ると思いますが、

    様々な国から批判が出ています。

    カナダのトルドー首相も「病院を攻撃することは容認できない。」と述べるなど、

    各国から非難の声が上がっています。

     

    深みにはまる前に、止める方法はないのか

    泣き叫ぶ子供達の映像がテレビに映るたびに

    胸が締め付けられます。

    1日でも早く終息に向かって戦争のない世界に

    なって欲しいと願います。

     

     

    以前のブログにも書きましたが、

    外壁工事が終わり、外部足場が撤去されると

    ホッとすると言ったことがありますが・・・。

     

    昨日、和歌山市和田で建築中の45坪の平家の

    足場が撤去されました。

     

    足場が撤去されると、次は外構工事の打ち合わせをし、最終確認して

    外回りの工事の段取りに入っていかなくてはいけません。

    図面上ではどうするかは決まっていますが、

    撤去後、現場で説明すると

    色々な変更も出てきます。

     

    こちらが只今、東岸和田で建築中の現場です。

    内装工事を進めながら、同時に外構の打ち合わせも進めています。

    駐車場から玄関へ向かう動線、距離感、

    宅配ボックスを設置するか、しないかなど

    現地を見ながらでないと

    わからないことも多いです。

     

    足場を取ってもう一段完成に向けて頑張って、

    施主様に喜んで頂けるように、

    無事に引き渡しできる日が来るのを

    待ち遠しいと思う前田です。

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 青春時代を思い出す

    2023.10.17

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    「冬の稲妻」や「昴」など数々のヒット曲で知られ長年、

    歌謡界をけん引してきたシンガーソングライターの谷村新司さんが今月8日、亡くなりました。

    74歳でした。

    というニュースが昨日流れていました。

    74歳、さすがに少し早いなとも思いました。

     

    自分が若いころよくアリスの曲を聞いていました。

    「冬の稲妻」、「チャンピオン」

    特に好きだった曲は「遠くで汽笛を聞きながら」です。

     

    青春時代、私もギターを弾いていたので

    色んな人の曲を弾きながら歌っていました。

     

    昔よく聴いていたミュージシャンの人たちも

    自分が歳を重ねるのと同じように

    当たり前ですが、皆、歳を重ねていってます。

     

    浜田省吾さん 70歳

    小田和正さん 76歳

    山下達郎さん 70歳

    玉置浩二さん 65歳

    南こうせつさん 74歳

    伊勢正三さん  71歳

     

    若い頃聴いていた歌が好きで、

    今でも、仕事の移動中によく聴いています。

    若い頃は、車のラジカセで聴いていました。

    それからCDに変わり、

    今では携帯で簡単に音楽が聴ける時代になり、

    時が過ぎていくのがよくわかります。

     

    昔に好きだった歌手の人たちも、まだまだ昔と変わらず

    現役でコンサートをしています。

    あと何回、大好きな浜田省吾のコンサートを見に行けるか

    などを考えてしまいます。

    先日のコンサートは残念ながら当選しなかったので・・・

     

    一緒に音楽と過ごした青春時代。

    付き合っていた彼女との想い出も

    聴いていると蘇ってきます。

     

    青春時代の思い出が

    たくさん詰まったミュージシャンの楽曲。

    社会人になってから仕事がつらい時に

    何度も励まされた曲も沢山あります。

     

    今の世代の音楽にはない

    味わいある曲が多いです。

    ギターのかっこよさ、歌詞含めメロディ―の良さ、

    また谷村さんの話をスタッフとしながら

    谷村新司さんのご冥福をお祈りする

    前田でした。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 平和って素晴らしい

    2023.10.16

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    昨日、昼から孫が遊びに来てくれました。

    家中走り回り、飛び跳ねたりして一緒に遊びました。

    疲れないのが不思議なくらい一生懸命遊び続けています。

    じいじとしては、一緒になってずっと遊ぶのは楽しいですが

    この歳になると、さすがに疲れます。

    でも心地の良い疲れです。

    孫のかわいい笑顔に癒されます。

     

    孫と遊んでいる間もテレビでイスラエルの紛争の

    ニュースが流れていました。

    イスラエルのネタニヤフ首相は、

    今回の攻撃を受けて発足させた緊急政府の初めての閣僚会議で

    「怪物を根絶やしにする準備はできている。」と述べ、

    ガザ地区への大規模な地上侵攻を強く示唆しました。

    との内容でした。

    もうすでにイスラエルとパレスチナ自治区のガザ地区の一般市民など

    含め4000人以上の死者が出ているみたです。

     

    こんな状況をもう誰も止められることもなく、

    地上侵攻が始まってしまうのかと

    思うと心配です。

    イスラエルが侵攻すると、今回は

    ガザ地区を徹底的に破壊するだろうと思います。

    たくさんの一般市民の犠牲者が出るのが

    目に見えています。

    歴史的にも難しい問題もあると思いますが

    出来るだけ犠牲者が出ないように

    願っています。

     

    イスラエル以外にもウクライナとロシアの戦争も

    現在、まだ終わりが見えないまま死傷者も出ている中で

    また、世界の違う地域で始まってしまう戦争。

    日本は平和でいいのですが、

    孫と遊んでいてニュースを見ていると

    複雑な気持ちになってしまいます。

     

    「じいじ頑張って!」と言って手を振る

    孫を見送りながら、平和ぼけしているような

    気持ちになった前田です。

     

    一日も早くこの地球上から

    戦争や紛争がなくなって

    ほしいと願うばかりです。

     

     

     

     

  • 安全協力会の会議

    2023.10.15

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    気持ち良く穏やかな天気です

    会社から歩いて行けるところに

    和歌山では一番大きいブラクリ丁という商店街が

    あります。

    私が子供の頃は 人でごったがえしていたのを

    覚えていますが、今では全国有数のシャッターが

    閉まっている商店街になっています

     

    本日もその商店街の一角で

    イベントが行われていたので

    ちらっと見に行ってきました

    実験的にいろいろな店が出店されていました

    人の賑わいはほどほどでしたが

    和歌山市の中心地の商店街

    人がたくさん戻ってきてくれる

    イベントです

    少しでも応援したくて見に行ってきました

     

    疲弊しすぎて

    もう元には戻らないのかもしれないですが

    昔のことを覚えている

    私としては 和歌山市の中心地に人が

    戻ってきてほしい願いは

    人一倍強い思いがあります

    賑わう和歌山になってほしいです

     

    さて本日の話は 一昨日

    和秋建設の安全協力会の会議の話です

    和歌山城の前に新しくできた

    にぎわいの文化交流拠点の和歌山城ホール

    会議室を借りて

    会議を行いました

     

    協力業者さん及び会社のスタッフ含め

    約45人くらい集まってもらい

    会議を行いました

     

    仕事の安全のことや

    特にこれから始まる仕事の進捗や

    工程など 皆さんと共有認識を

    持ったうえで進めてもらいたいと

    お願いさせて頂きました

     

    年末から年明けにかけて

    大きな店舗の内装工事が始まります

    協力業者さんの協力がないと

    はじまりません

     

    忙しい中にもかかわらず

    たくさんの人に集まってもらい

    会議できたことは

    良かったと思っています

     

    スタッフや業者さんの皆さんに

    感謝の気持ちを忘れず

    これからもやっていこうと

    思った前田でした。

     

     

     

     

     

  • 職人さんいい顔しています

    2023.10.14

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    朝起きると少し寒いと感じる季節になってきました

    昨日 テレビで 衆議院の議長の細田さんが

    議長をやめる記者会見が流れていました

     

    統一教会問題も一年以上沈黙を続け

    問題はありませんでしたと話をしていましたが

    問題が無いのであればこのような大きな話には

    ならないのになとも感じました

     

    政治家なので公人なので説明する責任はあると感じています

    また議長はやめますが議員を続け次回の選挙にも

    立候補するとも言っていました

     

    仕事をしている職人さんみたいないい顔に見えるかと

    いうと細田さんの顔をテレビで見ていると

    年齢のことも加味しても私は仕事師の顔には見えませんでした。

     

    説明責任から1年以上も逃げてきて

    議長もやめるのであれば 若手に道を譲り

    引退した方が カッコいいのにとも感じました。

     

    話は変わりますが、私たちの仕事 1件の家を建てるために

    たくさんの業者さんが携わります

    業者さんの中に属している

    様々な職人さんが現場に来てくれます。

     

    私の立場では 指示するだけで

    こうしてほしい  こんな納めにしてやろうなど

    話をしますが、 実際現場で一生懸命具体化してくれるのは

    職人さん達です。

     

    一生懸命仕事をしている職人さん

    輝いて良い顔をしています

    俳優さんとかではないのでそうそう男前はいませんが

    仕事ができる人はいい顔をしていると感じています。

     

    自分の仕事の技 技術への誇り

    それを最大限表現する時の顔は

    男から見ても男前に見えます。

     

    今回仕事をしている職人さんの写真を

    自然な形で撮影してきました

    黙って撮った

    写真もありますが、

    撮ってきた写真をみて

    やっぱり仕事師は

    いろいろな意味でいい顔してやり手に見えます。

     

    私も技術屋なので

    そんないい顔をしている

    仕事師の顔になりたいなと感じた

    前田でした。

    打ち合わせの大工さん

    考え込んでいる大工さん

    現場で遠くをみて佇む鍛冶屋さん

    みんなカッコいいです。

     

     

     

     

     

     

     

  • 美味しい家って?

    2023.10.13

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    昨日、和秋建設が加盟町している工務店ネットの

    びおソーラーの開発者の松原さんが和歌山に来てくれていました。

     

    今後施工する現場の進捗や

    びおソーラーの発注の打ち合わせ、

    納まりの相談、換気システムの相談など

    自分の考えが正しいのかどうかを

    違う目で見て意見をたくさん頂くことができました。

     

    建設業界が厳しい昨今、

    今後、町の工務店はどのように生き残っていけばいいのか

    建設業をやっている視点とはなど、

    一味違う考え方も聞かせてもらうことができました。

     

    町の工務店、出来ることは色々あります。

    なんでも出来ることも武器になるとは思いますが、

    反対に他ではまねの出来ないこと、

    和秋建設でしか出来ないことに特化していく事が

    今後大切になってくるのではないのかなと思っています。

     

    大量生産型の家造り、つくり手側の

    価値観を押し付けるより

    その人の暮らし方を考えて

    美味しい家を建てることが

    大切になってくると思います。

     

    美味しい家って?

    食べ物ではないので家自体の美味しさってなに?

    という話を昨日2人でお酒を飲みながらお話しました。

     

    全てのお客さんのニーズに合うわけでは

    ないと思います。ニッチなところで

    少数派のゾーンだとは思いますが、

    住んでみて体感して心地良さを感じる

    感覚も人それぞれだと思います。

     

    美味しい料理を食べても

    100人中、人それぞれで好みも違う訳で

    合う合わないもあります。

    美味しいと言ってくれる人もあれば

    もう一つだという人もあります。

     

    家に当てはめることは難しいですが、

    美味しい家・・・。

    高性能な数字だけを追うのではなく

    (必要な性能はもちろん担保した上で)

    手仕事にこだわり、手間暇かけて造り、

    太陽熱を利用した設備に頼らない家。

    そんな頑固おやじが造っている

    家造り、ローカルニッチですが

    地場の工務店ができる事を

    考えていきながら

    家造りができればと

    松原さんの話を聞いて

    昨日はまた考えを新たにした前田でした。

    自然乾燥された良材の紀州材を使って

    大工さんの手仕事、墨付けして手加工で刻んで建てる

    美味しい家になるための

    これこそが隠し味です。

     

     

     

     

     

     

  • びおソーラー打ち合わせ

    2023.10.12

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    世界ではロシアとウクライナの戦争が続いています。

    また、中東のイスラエルとパレスチナのガザ地区の武装勢力ハマスとの

    戦争が始まったみたいで毎日のようにニュースで流れています。

    この地では、1948年にイスラエルというユダヤ人の国家ができました。

    その後は、この土地の中で、“将来、パレスチナ人の国家になりたい地域”(東エルサレム・ヨルダン川西岸・ガザ地区)を総じて、

    パレスチナと呼んでいます。イスラエル、パレスチナがそれぞれ国として共存するのが理想ですが、

    イスラエルの建国を発端に対立しているのがパレスチナ問題です。

    根底にはユダヤ人とパレスチナ人の対立があると思いますが、

    西側諸国はイスラエル側についているように思われます。

    パレスチナの武装勢力ハマスがやっている残虐な行為は許すことはできませんが、

    一方的にパレスチナだけが悪いとは、いいきれないとも思っています。

    長年イスラエルによるパレスチナ人に対するひどい行為もあったと

    ニュースで流れていました。

     

    どのような形であれ戦争が起きると

    一番被害を受けるのは一般市民と子供達です。

    影響力のある第3国による

    仲裁を経て和平交渉が進むことを願っています。

     

    本日、びおソーラーの開発者の松原さんが

    和秋建設に来社してくれました。

     

    岬の家、海南の家が着工し始めたので、

    その2件のびおソーラーの発注の件も兼ねた打ち合わせと

    合わせて、換気システムについて

    私自身考えていることもあり

    松原さんの意見も聞きたくて来て頂きました。

     

    着工が以前の予定より遅れている那智勝浦のびおソーラーを使った

    乾燥倉庫の打ち合わせも再度させて頂きました。

     

    和秋建設では、ほぼ標準仕様で取り付けているびおソーラーですが、

    自社の建物の屋根にも4枚取り付けています。

    エアコンなどの設備機器ではないです。

    太陽熱を利用しているので高熱費もかからない、

    室内の空気感を気持ちよく感じてもらえるシステムです。

     

    環境に優しく、夏/冬モードの入り切りスイッチと

    難しい操作もなく、

    自分が使っていて気持ちよく

    生活できるものだと感じています。

     

    ほんわかした空気感は

    体感してもらうとわかってもらえます。

    エネルギー価格高騰の昨今、

    木の家に住む上で良いものだと思い私自身使っているので、

    悪いものだと、お勧めできないですが、

    人間の感性に響くようなシステムです。

    そのようなびおソーラー

    開発者の松原さんと

    色んな話をして

    今後の提案の知恵を授かろうと

    考えている前田です。

    左側が松原さんです。

    もうずいぶん長い付き合いになります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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