• 会社の建物が営業マン

    2022.11.20

    和秋建設 前田です。

    私の住む和歌山もコロナがまた増えてきました。

    最近では、感染者が一日800人超えたと発表もありました。

    私も数カ月前、十分気を付けてましたが、コロナに感染しました。

    初めは、嫁が体調が悪くなり検査を受けに行く事にし、

    私は症状は無かったのですが、念の為一緒に検査に行き、結果2人共

    陽性と判断されました。

    ほぼ無症状で自宅療養中はルールを守って

    休ませて頂きました。

     

    周りには2回目の感染したという人も増えてきています。

    毎日、第8波のニュースが流れて不安もありますが、気をつけていても

    なかなか防ぎようがないのかなと感じています。

     

    さて今日の話は、LINEから問い合わせがあり

    先日、家の相談に乗ってほしいとのことで面談させて頂きました。

    まだお若いお2人さんです。

    今回平屋の家を建築したいとの要望でした。

     

    話を聞いていると、和秋建設から歩いて行けるくらいの距離にお住まいがあって

    生まれも育ちも地元の方で、

    和秋建設が移転する以前の和菓子屋さんも

    よく知っていて、リノベーションの工事をしている時から

    興味をもって見てくれていた事を知りました。

     

    色んなハウスメーカーを回り、ちょっと違うかなという

    2人の考えで、少し敷居が高そうだけど勇気をもって

    今回、我が社に問い合わせしてくれたみたいです。

     

    今の事務所に移転してきてもうすぐ2年になりますが、

    地元の方の具体的な話が聞けたのと

    我が社の建物がずっと気になってくれていたことが

    非常にうれしく思いました。

     

    ホームページや私のブログも見てくれているみたいで

    木の家の平屋を建てたいということで

    和秋建設の家づくりの説明をさせて頂き

    お客さんの要望もしっかり聞いて

    打合せ終了しました。

     

    今回、ハウスメーカーではなく地元の建設業者に

    問い合わせして足を運んでくれたことに

    感謝しかありません。

     

    平屋の家がこの頃増えてきました。

    ホームページでも平屋の特設サイトも作っています。

     

    ホームページやブログだけではなく

    我が社の建物自体が営業マンになって

    お客様の気持ちをこちらに振り向かせて

    くれたことがわかり、今の場所に移転してきて

    良かったなと改めて思った前田でした。

     

    色んな思いも聞けたので今後、

    一緒に家づくりができたらいいなと思います。

     

     

     

     

  • うれしい来客者

    2022.11.19

    和秋建設の前田です。

    早いもので11月中旬も過ぎ朝夕はめっきり寒くなってきましたね。

    早いもので11月中旬も過ぎそろそろジャンパーの段取りしなくてはと思いながら仕事しています。

    朝夕の気温差もあって、日中はまだ暖かい日も多く悩ましいところです。

     

    事務所に出勤すると、床下エアコンのタイマーを毎日朝つくようにセットしているので

    朝の事務所の室温はいつも23度くらいなるように設定しています。

    おかげで暖かく仕事をさせてもらっています。

     

    年齢を重ねるごとにやはり寒さはこたえるもので重宝しています。

    さて本日の話は、

    TVのニュースで流れているようにサッカーのワールドカップが

    はじまるみたいです。

    日本はグループEで11月23日が初戦でドイツと対戦します。

    サッカーに私自身あまり知識がないのですが

    今までのワールドカップに比べ何か盛り上りにかけているような

    気がするのは私の思い違いかどうなのか分からないですが、

     

    あとスペインとコスタリカと対戦する予定です。

    強豪国との対戦が続きますが日本にはぜひとも頑張って

    欲しいと思います。

     

    またサッカーの話でつながりますが 和歌山県の高校サッカーの

    決勝も開催されました。

    私の友人の息子さんですが、小さいころからよく知っていて

    サッカーを熱心にやっていた子供なので

    いつもサッカーと勉強頑張っているな、と合うたびに話をしていました。

     

    そんな中 会社で仕事をしていると

    学生服を着た男の子が、こんにちわと言って訪ねてきてくれました

    高校サッカーの決勝で勝利した報告にきましたという話で

     

    昔からおいやん(和歌山弁でおじさん)に励ましてもらっていたので

    話したかったみたいです。

     

    また勉強も両立して大学も自分の思っているところに

    進学できるとの話もいただきました。

     

    こんな時代に 話に来てくれる その気持ちに

    少し感動し 他人の子供ですが

    いい子に育ったなと思い 少し目頭が熱くなりました

     

    帰りに優勝と全国大会に行くために

    少しだけだが気持ちの餞別もさせてもらいました。

     

    人間として子供や大人関係なく気持ちがうれしい

    と思った前田でした

    全国大会も頑張ってほしいとおもっています。

     

     

     

  • 和歌山の人口

    2022.11.18

    和秋建設の前田です。

    和歌山が大好き、木の家が大好きな

    人間ですが、本日はジョージさんのブログネタで

    世界人口 80億人に

    から地元和歌山の人口のことを考えてみようと思いました

    世界的には人口は増えています

    日本だけで見れば2008年頃をピークに減少に転じています

    2015年で1億2711万人が将来の予測では

    2030年で1億1662万人の予想で

    2060年には8674万まで減少すると見込まれているみたいです。

     

    日本の人口減少と同じで我が和歌山県の人口も想像以上に

    減少しております。改めて見ると少しショックです

     

    和歌山県の人口のピークは1985年ころの108、7万人がピークで

    2015年には96,4万人まで減少しています。

    最新の2022年度は90,7万まで減っています

    ここのところ毎年一万人くらいずつ減っている感じです。

     

    あと28年たった2050年度では62万庫裏まで減る予想が出ています

    私が住む和歌山市も小さいころは40万以上の人口がありましたが

    最新のデーターでは36,1万まで減少しております。

     

    小学生の頃は 40万もいる街に住んでいるという子供ながらに

    地元自慢みたいなところもありましたが。

     

    市内中心部の商店街も シャッター通りとなり

    全国的にも人口減少の波が大きいほうだと私自身感じております。

     

    行政のほうも若者の人口流失を食い止めるために

    和歌山市内に大学を誘致したりして頑張っていますが

    なかなか成果に結びついてはないようです。

     

    こんな問題は和歌山だけの問題ではなく

    全国いろいろなところで起きている問題だと思います。

     

    東京や大阪など大都市圏でもこれからは同じように

    人口は減ると思いますが、

    和歌山みたいな減り方はないのではと思います

     

    ですが建築の仕事にとっても、どう考えても今まで通り新築が建って

    いくとは考えぬくいので、会社としては

    古民家再生や既存の建物のリノベーションにも力を入れて取り組んでいます。

    私ところの会社も

    皆さんに新築?とよく言われますが

    古い和菓子屋さんをフルリノベした建物になります。

    新築するだけが建築屋の仕事ではありません。

    人口減少の数字だけ見ていると

    今後どうなるのか少し不安になります。

     

     

     

     

  • 地鎮祭

    2022.11.17

    和秋建設前田です。

    今日も一日頑張ります。

    自撮り写真上げていますが

    老眼鏡が板についてきました。

    老眼鏡を掛けて仕事をしていると、夕方外すと

    視界全体が見えにくくなってきました。非常につらいです。

     

    ちょっと前までは、老眼鏡無しでも

    問題なかったのですが、この頃

    特に図面を見たり、現場で墨出しをするときなどは

    間違いが出たらだめなので、掛けるようにしています。

    専用に作った老眼鏡ですが、知り合いの人は

    値段の安い老眼鏡を何本も買って会社や家のいたるところ

    に置いていると言ってました。

     

    年齢を重ねていく上では、しょうがないことだとはわかっていますが

    見えにくくなってきたのはやはりつらいものです。根気も少しそがれます。

    皆さんはどうしているのか、良い方法があれば教えてほしいです。

     

    本日は和歌山県岩出市で着工予定の平屋の現場の地鎮祭でした。

    一般的には地元の氏神様に来てもらうのですが今回の施主様は

    2度目の家つくりなので、打ち合わせをして自分たちで、お酒と塩で4方清め

    地鎮祭をしたいということだったので私も一緒に参加してきました。

    地鎮祭は行うものと思っていましたが

    私自身も20年前に自宅を建てたとき、自分達でお酒をまいて行ったことを

    思い出しました。

    今回施主様が2度目ということと、1度目の時に地鎮祭をし、ご理解された上での判断だったのと

    施主様に地鎮祭の内容を説明し、納得されているのであれば今回のように、

    これから新しい形になってくるようにも感じました。

     

    木の家、紀州材の天然乾燥材を使い、大工さんによる手加工で床に杉の30mmの杉板、

    基礎断熱、床下エアコン、びおソーラーと和秋建設の定番の平屋の家になる予定で進んでいきます。

    終わってから施主様の子供とシーソーに乗って少し

    遊びました。シーソーなどの遊具乗るの何年ぶりかなと思いました。

     

    完成までよろしくお願いします。

     

     

     

  • フルーツ王国和歌山

    2022.11.16

    和秋建設前田です

    会社にて朝出勤して自分の机の前で自撮りです

    本日、黒縁の老眼鏡をかけています

    少しイメージかわります?

     

    さて昨日は 施主様から柿をいただきました。

    和歌山市から少し離れたかつらぎ町というところが

    施主様の実家になります。

    日本一を誇る柿の生産地になります。

    柿にも種類がいろいろあるみたいですが

    今回頂いた

    富有柿(ふゆうがき)

    富有柿は、柿の王様と呼ばれ、たっぷりの果肉と甘い果汁が絶品です。

    全国でも有数の富有柿の産地であるかつらぎ町で栽培された富有柿は、

    品質が優れて味がよく、姿が整って美しく、日持ちがよいと言われています。

    柿の王様と呼ばれる富有柿の食感はジューシーでたっぷりの果肉と甘い果汁が口いっぱいに広がります。

    柔らかい柿が好きな方にオススメです!

    (和歌山ふるさとチョイスからの引用です)

    さっそくご馳走になり柿の王様というだけあり大変おいしくいただきました。

    いつもこの時期に頂くので、この柿を食べて少し経ったら

    正月がくるなという、イメージが定着しています。

    その他に、よく頂くものに和歌山ではみかんも有名です

    特に名前が通っているのは有田みかんになります。

    現在施工中の有田川町の施主様 みかん農家をされていてコンテナ一杯のみかんをいただきました

    会社でみんなでとてもおいしく頂いています。

    また和歌山市の二つ隣の紀の川市は

    フルーツの町 紀の川市と言われるくらい

    いろんなフルーツを生産しています。

    桃山町を中心に生産される「あら川の桃」は、土地の名前に由来するほど歴史が深く、

    その秘密は桃の栽培に最適な紀の川のほとりの砂礫を含んだ水はけの良い地質と温暖な気候。

    そのうえ手間をかけて育てられれた「あら川の桃」は、良質な桃のブランドとして全国的にも有名です。

    桃の産出額は全国2位になります。

    またイチジクやはっさくも産出額は日本一になります。

    いつも和歌山県の紀州材の話をして

    全国に誇れる木材だと言ってますが

    いつも当たり前に食べている地元のフルーツたちも

    紀州材に負けないくらい誇れるものだと頂きながら思いました。

    気が付かないだけで地元には誇れるもがたくさんあります。

    田舎だけどいい街です。和歌山県。

     

     

     

     

  • 木の家つくり テーブル編

    2022.11.15

    和秋建設前田です

    木の家つくりを始めたきっかけをいろいろ話させてもらいました

    そんなこんなで早いものでそんな思想をもって家つくりを始めて

    会社員の時から数え通算20年の時が流れました。

    断熱性能 気密性能 換気性能 値段の高騰

    合理化 手間暇をかけるという昔ながらのやり方がどんどん減らされて

    数値化などが一人歩きして、家つくりで(足るを知るの)

    老子の考え方などを反映させながら

    木の家をつくりたい。 また

     

    単純に自分が木の家に住みたい どんな暮らしを家族としたいかなど

    もっと性能や数値に走るのではなく単純に個人個人にフォーカスして

    建築できればと私自身は切に思っています。

     

    今まで木の家を建てさせていただいた施主様の中には

    テーブルを木の一枚板でいう施主様も多くいました。

     

    施主様によっては 家具屋さんに行ってテーブルを購入する人もいますが

    私自身は家を建てたとき3枚の無垢のテーブルを家に入れているので

    木のテーブルの良さはわかっているつもりです。

     

     

    購入するときは 既製品のテーブルよりは高いですが

    長さや材種や特に幅によって値段が違います。

    私がよく納入するテーブルの予算は テーブルの脚も入れて

    30~50万円くらいの予算が一番多いです。

    この世の中に一品しかないもの 使えば使うほど味と愛着がわいてきます。

    何年かに一回表面を削ってもらい塗装するだけで

    新品になって戻ってくるのも 一枚板の良いところです。

     

    材種は様々で よく作るのはのは栃の木 楠の木など施主様の

    好みで選んで設置しています。

    部屋の中に設置すると 強い自己主張もせず

    なじんでくれるのが一枚板のいいところだと思います

     

    この頃子供が大きくなり そろそろ一枚板をきれいに削ってやり直したいという

    問い合わせも多くなってきました。

    木の家つくりにぜひ自分好みの一枚板

    ダイニングテーブルを設置すると

    空間が心豊かになり

    きもちいい時間を過ごせます。

    一枚板テーブル製作しますので是非ご相談ください。

    小さな座卓でも設置することで 家の雰囲気は大きく変わります。

     

     

  • 木の家つくりはじめたきっかけ2

    2022.11.14

    和秋建設前田です。

    前回からの続きで、自分の家を建てたのがきっかけで

    木の家つくりにのめりこんでいった感じになっていきました。

     

    やはり和歌山には全国に誇れる紀州材があったのも大きかったです。

    地元に木があることは、昔は裏山の木を使って建てていたのが

    一般的でしたが、いつからこんなに変わっていったのか

    大工さんの手加工の話も 大工さんの技量にかかわってきますが

    技量のない大工さんに手加工してやるのであればプレカットのほうが

    良いと思いますが技量のある大工さんが加工すれば仕口、継手

    木の癖を一本一本見てくれるなどプレカットするより

    良いものができます。

    値段だけで決められる事柄が多い中

    数値や値段だけではなく 感じる事

    大切にできる事 数値では推し量れない

    感覚など 老子の言葉で足るを知る者は富む

    欲深くならず分相応のところで満足することができるものは

    心が富んで豊かであるといわれているように家づくりでも

    大切にしたいと私は思っています。

     

    だから私も自分の家は手加工して建ててもらいました

    これからのことを考えると今後職人さん不足で手加工できる

    大工さんも減ってくると考えられます。

     

    今和秋建設の大工さんの棟梁は2人いますが

    60代と30代の大工さんなので

    今の間に技の継承等引継ぎ 次世代の手刻みできる技量を持った大工さん

    も残るようにしないといけないと30代の棟梁とよくお話をします。

    弟子を取るなど考えてもらっています。

    棟上げの日は施主さんと一緒になってわくわくします。

    紀州材の材の良さにほれぼれします

     

    西日に照らされる手刻みして紀州材で上棟した

    現場を見るときこの瞬間が木の家をやってきてよかった

    と思える瞬間です。

    棟梁や大工さん達の力がないと木の家は成立しません

    技量のある大工さんと巡り合えたのも木の家をと思った

    一つのきっかけです。

    ずっと家つくりのことで討論しながらこれからも

    やっていきたいと思っています。

    自分の気持ちだけではなく 大工さん達と巡り合えたこと

    また木の家を建ててくださいと言ってくれた施主様いろんな

    人たちと出会えたことが木の家づくりにつながってきた20年

    だったように思います。これからも続けていきたいです。

     

  • 木の家つくり始めたきっかけ

    2022.11.13

    和秋建津前田です。

    日々お客さんと話をして、木の家を提案していますが

    今回は私自身、木の家にこだわり、こんな家を建てていきたいと

    思ってやろうとしてきたきっかけの話をしたいと思います。

     

    机の整理をして 引き出しの奥から20年前に建てた

    自分の家の写真が出てきました、当時デジタルカメラという

    物もなく建築の写真家さんに一眼レフで撮影してもらった

    写真です。

     

    今では子供も2人共成人して 就職して 結婚して家を

    出ていき今は嫁さんと二人きりで生活していますが

    写真を見返すと当時子供たちと家族4人で暮らせる

    木の家をつくろうと思い建てた思いがつまった家であると当時の写真を見ると

    家に対する思いが、鮮明によみがえってきます。

     

    子供は上の子で当時小学生の高学年で下の子は低学年くらいでした。

    私の子供の頃は自分の部屋もなく男兄弟3人で一部屋ですごしてきたので

    どうしても自分の子供には各自の部屋をつくってやりたいと

    強く思ったものでした。(よく考えると親のエゴかもしれませんが)

     

    結婚して子供たちが出て行ってからは2階の子供部屋も空いたままなので

    少し大きい家を建てたものだと今になっては思ったりもしますが

    当時はちょうどこれくらいの家(家族4人延べ45坪の家)が

    ベストだと思い建てました

    今であれば子供部屋は4畳半あれば十分だと経験からのアドバイスができますが。

    当時は大は小を兼ねる考え方も多かったので

     

    また当時もプレカットするのが当たり前でしたが

    自分の家は大工さんの手刻みでという強い思いを持っていたので

    当時はまだ今使っている自然乾燥の紀州材と出会っていなかったので

    土台、柱は国産の桧を使い 構造材は米松ですが人工乾燥されていない

    目の細かいカスケードという米松を段取りして

    建築しました

     

    外部にも一部き木を使い 左官の壁で仕上げました

    目隠しのためにアクセントで桧の柱を建て

    閉鎖的にならないようにし、子供たちと走り回れるように

    オープン外構にしました。

    電気の線は建物に直接引き込まないようにしてきたのも

    自分の家からの始まりです。

     

    建てた当時自然素材の家がはやり始めていたので

    流行に乗ったわけではありませんが壁には珪藻土を塗り木製建具は

    既製品を使わず 製作して設置しました

    開放的する為にリビングの上を吹抜けとしました

    右に見えていのが大黒柱で棟の棟木まで

    伸びています

    テーブルも和室の座卓は花梨で

    ダイニングテーブルは栃で

    リビングのローテーブルは栓の一枚板で製作しました

    家の骨組みもそうですが一枚板のテーブルも木の家にはかかせない

    アイテムの一つだと私は思っています。

    床はその当時まだあまり出回っていなかった竹(バンブー)のフローリングで

    仕上げました

    自分の思うようにして木の家に家族と住みたいを当時形にした

    家になります。

    そのこだわって建てたことが以後の木の家にこだわって

    やることになってなっていくことになります。

    振り返るとやっぱり木の家が大好きだったんだと感じます。

     

     

     

     

     

     

     

  • 基礎工事2

    2022.11.12

    和秋建設の前田です。

    気が付けばもうあと少しで今年も終わりになります。

    コロナもまた徐々に増えてきていると毎日のように、

    ニュースに上がっています。

    年末に向けて第8波が来てまた行動制限がかかるのかなと

    不安に思ったりしています。

     

    インフルエンザみたいな扱いになるのでは、という話も

    ちらほら出てた時もありましたが、もう少し

    時間がかかりそうな感じですね。。。

     

    今回は前回の基礎工事の続きになります。

    基礎工事で基礎の形を造るのに必要なものは

    鉄筋とコンクリートになります。

     

    鉄筋で引張の力を、コンクリートで圧縮の力を

    分担して受け止めています。

     

    コンクリートで大切なのはまず強度になります。

    私たちが使う建築用語でFCという記号があります。

    このFCというのはコンクリートの設計基準強度で、構造計算において

    基準とするコンクリートの圧縮強度のことを表しています。

    このFCの後ろに付く数字が大きいほど、強いコンクリートになります。

    例えば、FC21のコンクリートとFC30のコンクリート

    であれば、FC30のコンクリートのほうが強いことになります。

     

    流れとしては、設計してから構造計算するのでFCは決められてきます。

    和秋建設では気温が下がってくると、硬化の進行も遅くなるので

    外気温に応じて打設後28日目の強度が設計強度になるように調整して

    FCの数字を3から6割増しにしたりしています。

     

    コンクリート打設時に生コンの試験場の人に

    来てもらい現場で試験して数値を確認してから

    コンクリートを打ち始めるようにしています。

    試験室立ち合いの前田です。

     

    また基礎コンクリート打設前に基礎と土台をつなぐ

    金物アンカーボルトやホールダウン金物も施工図通り

    打設前に設置されているかも必ず確認しています。

    そしてコンクリート打設時にバイブレーターという機械を使い

    締め固めを入念におこないます。

     

    コンクリートを見ただけで、FCがいくつなのか

    またコンクリートで大切な水セメント比がいくつなのかは

    現場経験者でも見た目で判断はできません。

     

    事前に頼むコンクリートの配合報告書を取寄せ

    強度と水セメント比を確認しています。

    水セメント比はコンクリートの水の質量÷セメントの質量になります。

     

    コンクリートはもともとアルカリ性で

    長い年月をかけ中性化していきます。

    水セメント比が小さいほど中性化になりにくい

    コンクリートになります。

    この水セメント比も建設業者さんに確認してみるのも

    良いと思います。

    生コン会社によっては同じ強度でも水セメント比は若干ちがってきます。

    和秋建設では、この水セメント比が56パーセント以下になるようにしています。

     

    こだわると生コンも奥が深いものです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 基礎工事1

    2022.11.11

    和秋建設の前田です。

    同じ時期に始めたメンバーのブログを

    読ませてもらうときに、皆さん上手に書いてあるので

    日々感心しています。

    写真やイラストを転写して読んで下さる方にわかりやすく

    工夫されているなと感じ、私もそんなことができるようになれたら

    いいなと思います。

    他のメンバーさんと比べて自分の文才のなさを

    改めて思いしらされています。せめて誤字がないようにと気をつけて

    読み返しながらアップしているのですが

    いくつか間違いの繰り返しで

    こころ苦しく思っています。

    文才と言っても人それぞれセンスもあると思いますが

    「やり続けていればうまくなるよ」と裕治郎さん(ブログの先生)が

    おっしゃってくれていました。長い目で見てほしいと節に願っているところであります。

     

    今回の話は基礎工事です。

    家を建てる時には必ず必要な工事になります。

    大事なことはコンクリート強度と鉄筋材料です。

    一般の人は基礎の工事は単に鉄筋を組んで

    コンクリートを流し込んで完成と思われているかと

    思いますが、私も建築に携わっていなければこのぐらいの事としか

    わからなかったと思います。

    そこで鉄筋の材料ですが、建物の規模、構造によって構造計算をします。

    それにより鉄筋の径、縦筋、横筋の組立間隔を

    決めています。鉄筋を溶接で工場組立をして、ユニットとして施工する方法もありますが

    弊社では、現場で1本ずつ組立、施工しています。

    施工にあたっては、設計図通り施工されているかをチェックしています。

    コーナー部、T型部、開口部等の補強筋が、ワンサイズアップしているか、

    縦筋の上部にはフックがとられているか

    (コンクリートと型枠の間のかぶり厚を確保するために

    フックを45度曲げます。)

     

    また鉄筋の重ね継手部、コーナー部、T部の定着がとれているか(基本的には直径の40倍以上)

    等々、現場監督が確認しています。

     

    またスラブ、コンクリートの打設時には多くの職人さん達が

    鉄筋の上を歩くことになります。

    鉄筋の交差部は結束線で結束していますが

    切れて外れてしまう場合もある為、

    和秋建設では鉄筋の交差部はすべて

    結束してもらうようにしています。

    初めのうちは一つとばして結束するのが

    一般的なので職人さんには嫌がられましたが

    理由を説明して、今では当たり前の施工方法として仕事をしてもらっています。

    そして、それにより近所の人達、何より施主様も見に来られた時、きれいに

    施工されているという印象も大事な事だと思っています。

    瑕疵担保保険の検査員の方、また設計士の人達もいつもきれいに組んでいますね。

    とおっしゃってくれています。そして、それを職人さん達に伝える事で

    より一層の施工上達に励んでくれています。

    会社によって、様々な施工方法があるかと思いますが、何よりも

    建築工事における重要な基礎における鉄筋工事について

    お伝えさせて頂きました。

    こちらが瑕疵担保の保険の検査を受けている写真です。

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