• 布施屋の家 地盤調査の結果

    2017.06.07

    建物を建てる前に  地盤の調査をします。

    大きい施設なんかは ボーリングして本当にそこの土質

    を確認したりしますが、 木造の新築の場合はおおむねスウエーデン式

    サウンディング試験を実施して地盤を調査する場合が多いです。

    ボーリング調査に比べると簡易型にはなると思いますが

    小規模建築物の地盤調査には非常に適しています。

    調査結果が悪ければ 地盤改良工事や柱状改良工事

    深いところに支持層がある場合などは 他の杭工事の検討がいったりします。

    調査結果で改良工事がいるかいらないかでは大きな金額の違いが出てきます。

    また支持する層が深い場合などは 金額がどんどん上がっていく傾向になります。

    お金がかかるから 改良工事はやめときましょうというわけにはいきませんから

    調査結果が出るまでは こちらとしてはやきもきした気持ちになったりします。

    事前にこの土地は改良工事がいりますか?と質問されたりしますが

    本当に調査してみないとわからないので安易な答えはできません。

    確かに和歌山市内で地盤の悪いところなど 大きなくくりでは理解はしていますが

    50m先の家は大丈夫だったのにここはいるのという話はよくある話です

    反対の場合もありますが。

    布施屋の家も調査を行いました 結果は低荷重自沈層の分布は見られず

    造成も古く地盤状況は落ち着いており、有害な不同沈下の恐れは低いと考えられるとの

    調査結果で 今回は ベタ基礎対応でいけそうです。

    総額の予算のこともあり いつもこの結果がでて 改良工事がいらないとの答えが

    出ると 心がホットします。

     

  • 大工さんの力 (技)

    2017.06.02

    いつも思います。家づくりを進めていくうえで

    大工さんの力 (技)がなければ私たちの家づくりは

    成立しません。

    墨付けをして 手加工をして 現場で棟上げして

    内装(造作)工事にかかってからも

    造作材を加工したり 削ったりして ドアの枠 窓の額縁

    巾木 などを現場で作っていきます。

    メーカーの既製品を使えば 現場で加工したりはしなくて

    いいのですが 床板を杉の30mmの板で施工する場合などは

    その他の材も 杉とかになり 大工さんの手が加わり

    匠の技で仕事を進めてくれてます。

    納まりなども 設計 施工 大工さんと3者で打ち合わせしながら

    確認しながら少しづつ前に進んでいます。

    現在の現場ではあまり見なくなった カンナやノミを現場で研いで

    刃物キレをよくしたうえで大工さん木材の加工をしてくれます。

    その時に、 かんなくずやおがくずなどたくさん出ますが

    木材の温かみに触れながら (香りも含め)

    大工さんの力(技)に感心しながら、いつも仕事をさせてもらっています。

     

     

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