日々の出来事。
技術屋として気づいたこと。
建築に対する想い。

  • 災害に対して建築で出来る事

    2024.01.06

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    新年の仕事が始まりいきなり3連休になっています

    会社は休みになっていますが

    私は会社に出てきていろいろやっています

    朝から岬の家のフローリングの

    カットを大工さんの倉庫でおこなっていたので

    材料の品質を確認するのを兼ねて

    行ってきました

    自然乾燥された厚み30mm幅165mmの

    杉のフローリングを上小節で注文していたので

    ふり分けて良いものをLDKに

    その他のフロアーはシューズクロークに

    割り振りしてくれていました.

     

    また阪南市で着工中のカラオケCLUB DAM阪南店も

    内装工事が完了して 設備の仕上げ工事に入っています

    クロスの貼り分けに苦労しました。

    大小合わせて22部屋あります。

    今月12日に厨房器具 が入ってきます

    18日に消防検査になります

    2月1日オープン目指して

    皆さん頑張ってくれています。

    もうひと踏ん張りして完成まで頑張ります。

     

    また正月に起きた令和6年能登半島地震

    テレビで放送されるたびに

    被害が思っていたより大きいのに驚いています

    従業員が輪島で被災した時の写真です。

    まだかなりの人が連絡が取れず 200人以上が

    倒壊した建物の中にいるみたいです

     

    一刻も早い救助を願っています

    行方不明者の大部分が高齢者みたいです

     

    耐震改修などをしていればよかったのだと

    思いますが

    建築関係の人間としては

    古い100年以上前の建物を

    耐震等級3にするのはお金も手間も

    大変かかるこはわかっています。

    建物によっては思っている数値が確保

    出来ない場合もあります。

     

    今回被害にあわれた高齢者の皆さんも

    わかっていたのだと思いますが

    1人暮らしで老朽化する建物に

    住むだけで精一杯だったのだと感じます。

     

    新しい新築であれば地震保険も入っていると思いますが

    多分入っていない建物も多くあるのだろうと

    考えます

    生命を優先するのは一番だと思いますが

    新築であればある程度対応できると思っていますが

    古い建物の場合 予算的にも技術的にも

    かなりハードルが上がってくることは

    間違いありません。

     

    現在和歌山市で打ち合わせ中の古民家再生工事の打ち合わせも

    もう一度耐震のことについて施主様と想いをぶつけ合わなければ

    いけないと感じている前田なのでした。

     

     

     

    代表取締役 前田 純
    株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

    昭和39年5月29日生まれ

    一級建築士
    一級施工管理技士
    宅地建物取引士

    和歌山県和歌山市生まれ

    地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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