日々の出来事。
技術屋として気づいたこと。
建築に対する想い。

  • 終の棲家の相談

    2024.02.12

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    穏やかな祭日です

    会社の前の 梅の花も咲き始めています

    春がもうすぐ近くまで来ているような

    感じがします。

    本日午前中に岬の家の外構の打ち合わせに行ってきました

    フェンスや門柱ブロック 門扉などの仕様を

    確認してもらい 散水をどこに取り付けるか

    現場でイメージしてもらいながら施主様と現地で

    お話させて頂きました。

    今後のことも考えEV用コンセントも設置します。

     

    午後からは 新規のお客様との打ち合わせでした

    1年前位に和秋建設の完成見学会に来ていただいたことの

    あるお客様です。

     

    年齢は私と同年代で

    現在はマンション暮らしで

    奥さんの実家をリフォームして

    移り住みたいとの相談でした。

     

    子供さん達は一人は働いていて

    和歌山に戻ってくることがなさそうで

    下の男の子が学生で卒業したら 和歌山に戻ってくるとのこと

     

    旦那さんも奥さんもまだ元気で仕事をしていますが

    和歌山駅近くに小さな土地を購入しているので

    最終的にはそこに小さなお家を建てる予定ですが

     

    息子が帰って来たときには

    ある程度 現在のマンションでは手狭になるので

    一旦奥さんの実家で暮らし 子供が巣立ってから

    新築をする予定の前に 実家に移り住むための

    リフォームの相談でした。

    子供を持つ親 実家の扱い

    同じくらいの年齢のお客さんとの話

    共感する話も沢山ありました。

     

    自分自身はまだ元気なので

    そこまで考えてなかったのですが

    歳をとって車に乗れない時の生活をイメージして

    ビジョンを話してくれた

    お客様には感謝しかありません

     

    終の棲家と言ってもおかしくはないですが

    子供を持つ親として

    ひとつ間違えば 負の遺産を残すことに

    なるかもしれません

     

    同時に自分たちも生きていく上で

    最後まで快適に 不便なく生活環境を

    整えることも大切です。

     

    そんな思想的な お話ができて

    今月中には実家の家を一度見せてもらう約束をして

    本日の打ち合わせを終えました

     

    同年代の私にとっては

    もうそんなことまで考えている人が現れたことは

    ある意味勉強になりますし

    色んな相談に乗って夢を実現する

    お手伝いができればと考えています。

     

    ずっと見学会から和秋建設に

    連絡しなくてはと思っていたとも

    話てくれていました

     

    同じ気持ちになって考えながら

    進めていきたいと思った前田なのでした。

     

     

     

     

     

    代表取締役 前田 純
    株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

    昭和39年5月29日生まれ

    一級建築士
    一級施工管理技士
    宅地建物取引士

    和歌山県和歌山市生まれ

    地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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