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残せるものは残しつつ

Webサイトより初めてメッセージをいただいたのが2020年9月の後半。

 

お施主さんの娘さんより「祖父の家、築100年以上の家を残しながらリフォームできませんか」とお問合せいただきました。
お父さんとお母さんが週に2,3度畑をするのに通っていてできればここで泊まることができるようにリフォームしたいとのご要望でした。

今お住まいのところから車で約1時間。のどかな山間部
ホタルが飛び回る自然に囲まれた豊かなところです。

 

お母さんが生まれ育ったご実家
できるだけこのままの形で残したい
外になっている水回りを使い勝手のいいように
雨漏りが気になるので瓦をやり直したい
リフォームしてお孫さんたちも泊まれるようなスペースになれば

 

そんな思いを聞きながら使えるものはそのままに快適に過ごせるよう
設計士、大工さん、いろんな人が知恵を絞って最善となるように進めてくれます。

 


 


 
建具や襖は洗いをかけてゆがみやずれを調整して使えるところに


 

 
履物をはいて一旦外にでてのトイレ・お風呂・洗面は室内からそのまま行けるように
 

 

 

雨戸だけだった開口部にはサッシをいれました。
これで冬の寒さも格段にちがうはず。

夏休みにはお孫さんたちが来てにぎやかに
お父さんとお母さんは畑仕事のあと縁側で夕涼みしてのんびり過ごせる場所となったと思います。