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貸家バブルの時代

先週の7日の毎日新聞に気になる記事が載っていました。

地方銀行の個人向けアパートマンションの建設融資額が

過去最大になったそうです。(ここ7年間で8.8兆円から13.8兆円)

都市銀行は減っているみたいですが 合わしても7年間で2.6兆円増えて

総額で22.4兆円のお金をかけて賃貸住宅が全国で建設されている

見たいです。 どうしてこんなところに賃貸住宅が建っているのだろうと思う

ような場所にも私たちが住む和歌山でも見かけることがありますが。

昨年1年間で県の人口が1%減った現状を考え 空き家率も全国3位

の和歌山の今を思い先のことを考えると

建築関係の仕事をしてる人間としては 先の時代で行き詰ってしまうような

気がします。金融機関も貸し出す相手がなかなかないために

安易にそちらの方向に行くのだと思いますが。

空き家増大 15年後には3戸に1戸が空き家になると言われています

人口減少も深刻な問題です。

地方都市である私たちが住む和歌山市ですが

できるだけ 市街化区域内の中心地に人を寄せて 住みやすくまた

住めるように考えていかないと (コンパクトシティ化)していかないと

地自体としても健全運営が行く先できなくなるのではないのかと思ったり

します。かといって何ができるか考えても 一人ではどうすることもできないので

少しずつ声を上げてみんなと中心地の活性化のことも考えて(建築でできることなど)

やっていけたらと思っています。