ブログ

木の家2 

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

前回に続き木の家のお話です。

構造材以外で、

内装材も地元の材を使っていこうという話です。

 

内装材もここ最近新建材の普及が進み

内装材に無垢材を使うことが少なくなってきていると

感じます。

 

MDF下地にシートを張った額縁など

年々シートのリアルさに感心したりも

しますが、

また複合フローリングも突板からシートに

主流が変わってきています。

シートの印刷技術の高さには驚きます。

でもフェイクはフェイク

本物のにじみ出る味は表現しがたいものが

あります。

 

和秋建設ではよく使うフローリングは

紀州材の杉をよく使います。

施主様の要望により無垢のオーク材を使ったりも

しますが、

杉のフローリングの場合

厚みは30mmで非常に足ざわりがいいです

複合フローリング特有のひやっと感はだいぶ

違います。

 

自然塗料も塗りますので、傷がつきやすいなど

デメリットもありますが

温かみなどデメリットを上回るメリットも

あるのも事実です。

 

また障子をよく使います。

杉の赤身を使い 室内の空間に木の家の良さが

引き立ちます。

障子です、吹き抜けの一部開閉できるようにしています。

内装材にも近くの山で育った木をつかうことは

お肉で言うとロースやバラだけ食べるのではなく

ホルモンやタンやミノなど食べたりして

無駄なく使い切るのが理想です。

 

また国産材の自然乾燥材を使うことが

化石燃料を使って月に油代に何百万も使って

乾燥させる人工乾燥材を使うことが

CO2の排出の観点から考えても

 

手間をかけずに早くというつくる側からだけの

合理性、収益性からの動きで

 

地元の山を守る、地球温暖化のことも考える

レールから外れているように思います。

 

内装材にも近くの山の木を使う

新建材の材料も奇麗ですが

無垢本来持っている美しさ

経年劣化による古美る良さを

 

これからも

後世に伝えていけるようにと思う

前田です。

10数年前に銘木屋さんに作ってもらった

木のサンプルです。36種類あります。

今作ってもこれだけの材種用意できるのか

わかりません。、私の宝物です

銘木に使う木材、種類が多く私が見てもわからない

材種も多数存在します。

木って奥深いです。

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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