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断熱材

貴志川の家で 構造見学を先週の土日で、

開催させてもらいました。 完成見学会の時には

見ることができない 構造の仕組み 断熱材の入れ方

組数は限られていましたが 5組来てもらい

平均 現場滞在時間2時間くらいと

色んな 話を聞いてもらい また質問もしてもらい

非常に開催してよかったと思っています。

一般の人の感じていることは 正しい断熱の入れ方等

説明したらわかるが 言われないと わからないという答えが

一番多かったです。 ですが断熱hが仕事の質によって

性能のよし悪しが一番出やすい仕事だと思います。

一般に断熱材を施工するのは 大工さんになります

特別に 断熱材施工費という項目をつくり

施工費を支払うことはなく 大工さんの手間の中に含まれる場合が多いようです

私たちが 一緒に 仕事をする大工さんの棟梁は断熱の施工の仕方

なぜ そのようにしなければならないのか  質を保つ  性能が発揮される

家に住むお客さんのために  この循環がわかってくれていれば

正しい仕事をしてくれるし。 施工の監理をする私たちも 理解して

いつも話をして 断熱の施工の質を保つようモチベーションを

持ち続けていかないとと思っています。

どんな断熱材 内断熱 外断熱 やり方 種類はいろいろ

ありますが やはり一番大切なのは 正しい施工これに尽きると思います

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柱と間柱   間柱と間柱のあいだ 寸法が違うので

390幅と435幅2種類の幅の断熱材を使い分けています

床下の取り合いは防湿層をLに曲げて 床板で抑えるように段取りします

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胴縁施工するため 防湿層の重ねは 専用のテープで 止めています

ボード直貼りの場合テープ施工は省けます

防湿層をきっちり重ねるのがポイントです 柱は間柱のつらが見えて

いるのであれば 断熱材を押し込んで入れているだけなので

正しい施工とは言えません

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また 断熱材を入れられない隙間 サッシの隙間

設備の貫通部など 手間はかかりますが

現場で発泡ウレタンを吹いて少しでも 内部結露を

起こるのを防ぐようにしています

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また天井と壁の取り合い部 断熱の絡む所は

通気止めを 確実に施工します

また 天井の断熱材の幅475で ボードを貼る下地は

ボード外周4面下地が来るよう施工しています

そうすることにより 断熱の等級が4になり

住むひとが 少しでも快適になるようと願い

施工しています。

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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