和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
7月になって和歌山市内や近郊の
海水浴場もオープンしているみたいです
これから夏本番 暑い日が続きますが
体調管理に気をつけて
頑張っていこうと思っています
今日のお話は 和室についてです
住宅を計画していく中で
家自体に 和室がない家も
このごろ見かけるように
なってきました
時代の流れなのか
8帖と6帖2間続きの
縁側があり床と仏間がある家などは
私が建築の世界に入ってから
39年間 2件しか施工していないです。
暮らし方も変わり家で 法事などすることも
なくなり また長男であれば
本家の仏壇を引き継ぐために
和室をつくり 床や床柱 仏壇を設置する
場合もあります
仏壇もLDKの洋間に置けるような
仏壇もあるので
単独の和室はいりませんということも
良くある話です
私の家の場合 20年前に家を建てましたが
和室は一室とっています
次男なので 母屋の仏壇を私が引き継ぐことも
ありませんでしたが
親父が小学校の時に交通事故で
亡くなったこともあり
先祖代々と親父の為に
本家から分家してもらう形で
仏壇を設置するために
和室をこしらえました
床柱 仏間 床 本格的な和室では
ないですが 仏壇を置ける和室には
なっています。
住む人の考え方や立場によって
和室があらわれたり消えたりしますが
これも時代の流れなのかな
とも思ったりします
正解や不正解などなく
単独の和室ではなくLDKの
一部に畳コーナーをつくる人も
多くなっています
日本人の心 畳のある家も
良いものです
現在 進めている岬の家は
LDKにつながる畳コーナーになっています
海南の家は 和室ではないですが
夫婦の寝室を畳で行く予定で進んでいます
和田の家は 8畳の単独の和室で
床の間 床柱 仏間
本格的な和室になる予定で進んでいます
この間完成した有田川町の家の
単独の和室です
仏壇 設置しています
住む方それぞれ
考え方はあると思いますが
単独の和室をつくると言う事は
家の延べ床面積も大きくなってきます
LDK横に畳コーナーをつくるなどして
畳のある家も良いものだと
感じてもらえる家造りを
提案出来たらと思っている
前田です。
畳は日本人の心です