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あたりまえの大切さ 

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

6月最終日

今日の和歌山は一日雨模様です。

天気予報で九州や北日本から西日本の日本海側を中心に、

7月1日にかけて広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、

大雨になる見込みというニュースが流れています。

 

梅雨に天気に左右された6月でした。

雨の多い中、天気の合間を縫って

東岸和田の家の基礎工事を進めて

います。

昨日、鉄筋工事の瑕疵担保の保険の検査を受けました。

結果、手直し無しで無事に通りました。

防湿シート0.2mmを300mm重ね

テープで止めて全面に墨だしをする為にと

あとシートが破れなくする為にシートを敷いた基礎の外周部分に

捨てコンクリートを打設します。

基礎断熱の為と、またびおソーラーも設置するので

基礎のベースコンクリート自体が軸熱層になるので

ベース下にも断熱材を敷き詰めます。

あいているところは

地中梁になるところです。

(地中梁とは建物の基礎部分などを支える為、地面の下に埋められた梁のことで、

地中で錆びてしまわないように鉄筋コンクリートでつくります。)

瑕疵担保の保険のJIOの検査風景です。

指摘も無しに通るのが当たり前ですが

今回の鉄筋工事もいつも施工してくれる鉄筋業者さん。

奇麗に組んでくれています。

 

縦筋にフックを取っているために

かぶり厚確保の為45°に曲げたり

相互定着を取ったり

コーナー部の縦筋はワンサイズ大きくしたりと

色んな注文をして

手間と時間をかけてもらっていますが

毎回、当たり前に出来上がる現場を見て

いつも安心してはものづくりの大切さを改めて感じた次第です。

 

土間のコンクリートの打設時に

鉄筋の結束が外れないように

すべての鉄筋を全結束してもらっています。

 

こちらの要望にも素直に応えてくれ

さりげなく当たり前にやってくれる

業者さんには感謝です。

 

 

毎日、暑く大変な中

当たり前にやってくれる

当たり前の積み重ねが

現場の質をを上げ

良い建物になる

一番の要因だと思っています。

 

また本日、この間引き渡した

有田川町の施主様から

写真が送られてきました。

 

快適に暮らしてくれているようです。

家族の一員のムギちゃんの写真です。

健やかにすごしている様子がわかります。

窓越しに映るムギちゃんの写真を見て

現場に行くと、いつもしっぽを振ってくれて

抱っこさせてもらった事を思い出し

これからも、家族みんなで快適に

暮らしてもらえるようにと。

 

これも当たり前のことですが

今までやってきたことを

続けていこうと改めて思う

前田です。