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価格高騰の着地点

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

静かな日曜日です

本日も会社で見積をしています

並行して見積をしているので

順序良く、まとめながら進めています。

 

一式見積はしませんので

ひとつ見積を作成するのに

大変な労力と手間がかかります

 

この前に見積を提出した

奈良県の設計事務所の案件

和秋建設で受注することに決まりました

(店舗の新築工事です

見積の枚数は56枚になっています)

 

 

予算オーバーしている為

少し減額しないといけないので

減額の見積をしているところです

 

 

なかなか価格高騰の影響で

自分が見積していても

高いなと思うこともあります。

昔に比べてですが

 

今回の見積も入札だったため

和秋建設の出した見積は高いと

私自身感じているだけで

 

他の業者さんも価格高騰の影響で

高くなっているため

私ところが一番安かったので

減額案の検討をお願いされたみたいです

 

 

10年前の建築費の比較で言うと

1.4倍くらいになっているというデーター

も出ていますので

 

高くなっているのは事実です

でも当社だけ値上げしているわけではなく

 

世間一般の流れで  少し材料によっては

下げ止まりしている材料もありますが

 

今後も大きく値下げされコロナ禍前の値段に

戻ることはないと感じています

 

自分ができることは

しっかり見積して

協力業者さんと話し合い

今現在最大限努力して

見積を出すそれ以外

出来ないと思います

 

バーゲンセールで期間中半額セール

などは 私たちの業界では

することもできないので

 

今後も新築の着工件数が減ってくるので

新築の受注を確保していくのは

困難になってくると

思っています

 

また これだけ価格高騰が進むと

建てられる人も限られてきて

夢のマイホームをあきらめざるをえない

人もおおくなっていくのかなとも

感じています

 

何か考え 新しい着地点を提案できるように

木の家を建てる建築屋として

何かできないものか

現在、模索している前田です。