和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
3月14日と15日2日にかけて
街の工務店ネットの全国総会IN長野に
参加してきました
電車移動が長かったので
疲れも少し残っていますが
同じ仲間が全国から
北は秋田から南は鹿児島まで
あつまり リアルに話をして
たくさんのエネルギーももらってきました
工務店の報告で私が感じたことは
地域地域で自分の
思っている立ち位置を明確に
していく事が大切なことだと
改めて感じました
広島の永本建設さんの発表では
私たち建設業で影響のあった
ウッドショックも これまでの外材依存型工務店が
多いために起こった話だと言われていました
私自身も20年位前から 地元の紀州材の自然乾燥材に
ほれ込み同じ気候風土で育った木材で
家を建てることが 一番理にかなっている思いで
取り組んできましたが
他の所でも同じような取り組みをしている
所を見て、感銘を受けました
紀州材自身が良い材料でないのであれば
別ですが、構造材では全国ではトップクラスの
強度に恵まれた良い材料です
技術屋として地元にこんな素晴らしい
材料があるのに使わない手はないなと思っています。
地域で使い 地域で循環させ
大工さんに手刻みをしてもらい
物の循環 人の循環を回して
また山側の人にも循環させ
地域貢献の一翼を担う事が
地場の工務店だからできること
なのだと思います。
大手ハウスメーカーや地場のビルダーさん
などは外材の集成材を使ったりしていますが
外国をうるおしたり
するのではなく
地産地消から地消地産へ変えていき
地域内でお金を何回も使って
循環させることの重要性も
大切にしていきたいと
お話を聞いて感じました。
地域貢献などと独りよがりの
エゴの話なのかもしれませんが
いいものはいい 小さな力なのかもしれませんが
和歌山の山の木を使って
和歌山の木の家で暮らすことを実践する
地域とつながり地域と生きる
地場の工務店だからできる事をもっと
尖がってローカルニッチで
今まで以上に頑張っていこうと
思った前田です。