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飲食店の値上げ

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

今日の話は飲食店のお話です

私自身飲食店に勤めたこともなければ

学生時代にアルバイトもしたこともありません。

 

自分で会社を起こしてから

たまに行く焼き鳥屋さんに行った時の話ですが

 

たぶん経営者としての私の意見を

聞きたかったのだと思いますが

 

コロナ禍で大変だった話や

昨今の値上げの問題で

食材や電気、ガス料金が上がって

店の運営を圧迫しているとのことでした

 

値上げしたいのだけれど

お客さんが離れるのが

こわいという相談でした。

 

味は非常においしく

炭火で焼いてくれているので

こだわりの焼鳥屋さんです。

 

私が言ったのは

食材の質は落としたら駄目だよ

という話と

値上げも焼き鳥1本5割とかの値上げ

したらお客さんは減ると

話をしましたが

10パーセントくらいの値上げであれば

お客さんんは現在の原材料の

高騰のことはわかって

くれるし、常連さん達は

この店の味にほれ込んで

きてくれているのだから

 

怖がらずに値上げしたらと

アドバイスさせてもらいました。

 

自分自身も建築の業界で

材料高騰の中価格転嫁を十分に

できていない中

偉そうなことを言ってしまったと思いましたが

 

次回訪問した時に

メニューを見て

値上げしていることに

私がきづいたので

 

値上げしたな―と話を

すると

メニューを見て

値上げしたのを

気付いて話してくれたのは

その時点では

私だけだと

いわれてました。

 

1本1本の単価の値上げの金額は

少額ですが

一カ月の売り上げで

考えると大きく違ってくるように

思います。

 

その値上げの価値より

おいしいものを提供していれば

わかってくれる人は

わかってくれると

言ったことが

 

お店のお客さんの減少に

ならなかったことに

安堵感を覚えました。

 

人には言えるけど

自分自身も

会社を運営していく

上で考えさせられる

値上げの話

 

他人事ではないな

と思いながら焼く鳥を

ほおばる前田でした。