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実家

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

コロナの感染者数が和歌山で増えています

和歌山県は28日、県内で新たに2389人が

新型コロナウイルスに感染したと発表した。

1日当たりの新規感染者数としては2381人だった

8月19日以来、131日ぶりに最多を更新した。

とのニュースが出ていました。

スポーツなどで新記録は良い話ですが

コロナの場合良い話ではないので

年末年始が終わった後にもっと増えるのか

少しずつでもいいので、終息していってほしいいと

願うばかりです。

 

本日で今年最後の営業になります。

この1年いろんな建物を建築させて頂きました。

同じ施主様ではないので、

1件1軒物語があり、各現場の思い出が

沢山出来ました。

 

今年も1年突っ走て走ってきたなと

思います。

本日の話は、実家についての話です。

12月新規の相談で3件打ち合わせしました。

3件ともキーワードは実家になります。

1 分譲マンション住まいで

売却して 近くにある実家をリーフォームして

暮らしたい

マンションで湿気や結露に悩まされているとのこと

2 実家に住んでいて 耐震診断の調査結果の数値が

低く、耐震改修しても耐震等級3までは費用が

かかるばかりなので建て替えて 生まれ育ったところに

最後まで住んでいたい

3 耐震診断の結果地震が来たら倒壊すよと

いわれたが先祖代々住んできた母屋なので

解体して新築ではなく耐震補強して

水回りをリフォームしたい

などの相談を受けました。

それぞれの想いはありますが。

 

ずっと住んできたところに、

今のままでは駄目なので、何とかして

住みたいという想いが伝わって

きました。

 

1の場合は実家を売却して

マンションをリフォームした方が

お金的には手残りするので

老後の資金も残せるなどの

お話もさせて頂きましたが、

 

みなさんお金の問題だけではない実家ということに

強いこだわりを持っているのを感じました。

みなさん小さい時から過ごしてきた

実家の場所に暮らしたいという

思いは同じでした

 

スクラップ&ビルド 解体して建て替えるのが

建築屋としてはいいのかもしれませんが

 

施主様の一人一人の想いに寄り添い

どんな暮らしをその実家の場所で

できるのかを

年が明けてからお話を聞きながら

進めていけたらと思っている前田です。